知っておきたいベルトのコーデ術・選び方

毎日何気なくつけているベルト。

ジャケットで見えなくなるから大丈夫と、対して気遣いもなく適当なものを選んではいませんか?

ズボンがずり落ちなければ何でもいいわけではなく、スーツスタイルに合わすべきベルトというのはありますし、見えないところまでこだわることができるのが粋なビジネスマン!

特に夏場はジャケットを脱ぐ機会も多く、ベルトは鞄や靴と同じくらい存在感が出ますので全身コーデの重要ポイントになります。

メンズビジネスウェアの中で大切なのは目立つスーツやネクタイ、靴だけではありません。
ベルトやビジネスバッグを含め、全てをバランス良く選ぶ事がとても大切です。

今回は大人の男性の身だしなみとして、スーツやバッグに合わせたベルトの選び方やコーディネートの仕方をご紹介します。


ベルトの種類と特徴

ベルトとネクタイ、スーツの写真メンズビジネスウェアの中でも特に縁の下の力持ち、それでいて必須アイテムでもあるベルト。
そんな名脇役であるとともに、コーデの重要なアクセントにも成り得るベルトの種類や特徴について見ていきましょう。

 

プレーン(ドレスベルト)

プレーンベルトの画像

まずは王道のベルトである「プレーンベルト」。
ビジネスマンであれば、まずこれ一択ではないでしょうか。

普通のスーツスタイルはもちろんのこと、キレイめなジャケットスタイルやドレスパンツに合わせるならば、このプレーンベルトが最適のチョイスです。

シンプルなデザインが多い分、素材やカラーによって印象はガラッと変化します。
また、ベルトの幅の長短やバックルの大きさの違いなどで十分カジュアルにもなりますので、普段使いにも適したベルトです。

 

リングベルト

少しドレッシーなスタイルや、大人のキレイめカジュアルスタイルにぴったりの「リングベルト」。
リングベルトは、バックル部分が穴に留め具を差し込む一般的なタイプと異なり、2つのリングに通したベルトを折り返して固定するスタイルになっています。

スタイリッシュなスーツスタイルに使用できる革製はもちろん、カラーバリエーション豊富な布製や、アウトドアブランドまで幅広いタイプのあるベルトです。

 

ダブルピンベルト(2つ穴ベルト)

その名の通り、留め具を差し込む穴が2列になったタイプである「ダブルピンベルト」。
こちらはそもそもベルト幅が少し広くなり、バックルも大きいものが多いため基本的にはカジュアルスタイル向けです。

ビジネスシーンでは緩めのジャケパンスタイルなどで使えますが、バックルや幅が細めのシンプルなタイプをチョイスすれば、スーツスタイルに合わせて個性を出すことも出来ます。

 

メッシュベルト

メッシュベルトの画像皮革や布などの素材を編み込みで作るベルト本体が特徴的な「メッシュベルト」。
基本的にフォーマルな場には向きませんが、ジャケパンなどのオフィススタイルにはぴったりです。

春先から夏にかけてデニムやスラックスなどでコーディネートすれば涼しげでさわやかな印象を演出できます。

 

スタッズベルト

スタッズベルトの画像

ベルト本体にスタッズ(鋲)などの金属留め具の飾りが施された「スタッズベルト」。
スーツスタイルには不向きですが、シンプルなデザインなどをチョイスすればカジュアルコーディネートの「ハズし」に使えるアイテムです。
メンズアイテムの中では装飾的なアイテムですので、コーディネートの幅が拡がるベルトです。

ベルトとは言えど、種類は様々。
デザインと使いやすさを兼ね備えた上質なベルトをコーディネートし、自分のスタイルに上手くベルトを馴染ませてみましょう。

 

スーツスタイルでのベルトの選び方

スーツを着た男性のベルトアップの写真スーツやネクタイ、シャツ・時計にはこだわれど、ベルトがスタイルに合っていなければ台無しです。
その他のアイテムを上質に見せるためにも、全体の印象が引き締まる粋なベルトをチョイスしましょう。

ベルトは靴の色と合わせるのが基本

ベルトは靴の色と合わせるのが基本です。
黒の短靴を着用する機会が多い人は、それに合わせベルトも黒を取り入れるのが基本です。

コーディネートの中でベルトの占める割合は小さく見えますが、ビジネスシューズとベルトを合わせることで、洗練されたビジネススタイルを確立できすっきりとした印象を与えます。

スーツにはシンプルなものを

スーツスタイルで一番映えるのはシンプルなものです。
派手なデザインはビジネスシーンに向かないので出来るだけ避けましょう。 

スーツスタイルでは、スーツの他にビジネスバッグを含めシューズや小物などとの相性も意識するのが良いでしょう。
どんなアイテムにも、スーツスタイルにおいては基本的にシンプルなベルトが際立ちます。



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