ビジネスマンにおすすめの傘について

傘をさしたビジネスマンが挨拶をしている画像

日本の年間消費本数は約1億3千万本に達すると言われ、数千年前から雨や雪が降ったときの私たちの必需品として側にある『傘』。

コンビニで買えるビニール傘から専門店で販売されている高級ブランド傘まで、今日さまざまな種類の傘が販売され、愛されています。

ワンランク上を目指すビジネスマンとしては、ビジネスでの必需品だけでなく傘やハンカチなど細部の小物まで気を使いたいところ。

雨が降った時に出先でビニール傘を買いその場で捨てると言ったコンビニエンスな使い方をしている営業マンの方もいますが、物を大切に扱う姿勢やこだわりは必ずと言っていいほど仕事に反映されます。

紳士なビジネスマンたるもの、まずは傘にこだわってみませんか?
ビジネスマンが使える傘の種類や色について、傘の歴史やビジネスバッグとの組み合わせと共にご紹介します。


良い傘とともにある生活

ビニール傘の写真

どうせ無くしてしまう、すぐに壊れてしまう、毎日使わない、そんな傘なんて適当なビニール傘で十分。
そういった考え方のビジネスパーソンも大勢いらっしゃると思いますが、傘を良いものにするだけで変わることは沢山あります。

まず手軽な傘とこだわった傘での大きな違いは「素材」。
安い傘の骨に使われている素材はほとんど全てが脆弱なアルミ製ですが、少しこだわった傘になると、鉄(スチール)で作られたものになります。

安っぽいスチール素材の傘とは違って、明らかに見た目に品がでます。
これはビジネスマンにとっては意外と重要で、安っぽいビニール傘で営業にいくよりも、少しだけでもこだわった傘を持っている方が様になり信用にも繋がります

また、安い傘は少し風が強い強風の日や大雨の日は使い捨てと言っていいほど壊れてしまいます。
しっかりした傘は長持ちするので、結果的にコストパフォーマンスも良くなりオトクな場合が多いです。

「傘を良いものにする」 そんなちょっとしたこだわりでビジネスや生活に簡単に豊かさや品がでるので、ビジネスマンは小さいアイテムにまで目を向けられるよう心がけてみましょう。


ファッションアイテムとしての「傘」と、基礎知識

水に雨粒が落ちている写真

昔、日本での雨具と言えば「菅笠」と「蓑」で、ただただ雨を防ぐだけの道具でした。
しかし現在では傘はもちろんのこと、雨合羽やお洒落なレインコートにレインハットなど、様々な雨具が販売されています。

特にレインブーツなどは雨の日だけでなく、オシャレアイテムとして普段のファッションにも取り入れられ、レインコートや傘の色・模様とのコーディネートを楽しむまでになっています。

今や傘などの雨具は、雨を防ぐだけのものではなく嫌な天気も気分を切り替え楽しいものにするための、立派なファッションアイテムとして存在しています。
ファッショニスタなビジネスマンにとって、今日では傘は無視できないファッションアイテムの一つです。

さて、用途は変わらずともそんな時代とともに在り方にも変化が出てきた雨具。
そもそも「究極の完成品」と謳われ、何千年も形を変えていない傘にはどういった歴史があるのでしょうか。

 

傘の歴史

傘の歴史は4000年も前に遡ります。
当時はまだ雨よけではなく、高僧や貴族の夫人が外出の際に日よけとして使用する品で、その様子はエジプトやペルシャなどの壁画にも描かれています。

尊い人を日差しから守る事を目的とした傘は、現在の雨具としての使用とは大きく違い、「権威の象徴」として誕生したのです。

権威の象徴であったカサが一般的にも使用されるようになったのは、ギリシア時代の事と言われています。
この当時の傘はまだ今ほどの利便性もなく、鯨の骨や木がフレームとして使われ、折りたたむことのできない開きっぱなしのものでした。

13世紀頃開閉可能な傘が作られ、イタリア・スペイン・ポルトガル・フランスへと広まり、日よけだけでなく女性のアクセサリーの一部として浸透しました。

現在私達が使っている傘のほとんどは洋傘ですが、雨傘としての使用は意外と最近の18世紀の後半になってからのことです。

それも、当時の技術では防水加工が困難な上、それまで傘と言えば女性のもので男性は帽子などで雨をしのぐのが一般的な時代だったのです。

男性で初めて防水加工をした傘を使ったのはイギリスのジョナス・ハンウェーという人物だといわれており、男性にも関わらず傘を使用していた彼は変人扱いされていました。

しかし、彼が30年もの間根気よく雨具として使い続けたことで、人々も男性が傘を使用することに違和感を感じることがなくなり、次第に受け入れられるようになってきました。

その後、カサの持ち手をステッキ同様にすることで、イギリス紳士の中で傘は爆発的な広がりを見せます。
1804年には日本にも洋傘が持ち込まれ、国内での需要も広まってきました。

今日男性が生活でもビジネスシーンでも違和感なく傘を使用できるのは彼のおかげかもしれません。

 

ビジネスマンにオススメな、良質な傘ブランド

傘の歴史を知ることで、傘への意識やファッションアイテムとしての見方も変わってきたのではないでしょうか。

ここからは、ワンランク上のビジネスマンへオススメの傘ブランドをご紹介。
ビジネスバッグとの相性もいい、長く使える上質な傘ですので参考にしてみてください。

 

FOX UMBRELLAS(フォックス・アンブレラズ)

FOX UMBRELLASの傘の写真 参照サイト:ヴァルカナイズ・ロンドン

ビジネスマンにオススメの傘と言ってまず名前が上がるのが「FOX UMBRELLAS」。
世界で1番有名と言われているロンドン発祥の傘ブランドです。

1本1本ハンドメイドしているFOX UMBRELLASは、質、素材、見た目、耐久性ともに一級の高級ブランド傘です。
長い傘に傘袋もついており、ファッションレベルがグンと上がりそうな一本です。

 

Orobianco(オロビアンコ)

Orobiancoの傘の写真参照サイト:オロビアンコ

バッグのブランドとしても有名な「Orobianco」。
Orobianco製のバッグを持っているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

オロビアンコの傘は普段の生活からインスピレーションを得ており、私たちの生活に寄り添う機能的な性能を持っているのが魅力。
デザインにも妥協はないので、お手持ちのビジネスバッグとの相性も抜群です。

 

BRUNO(ブルーノ)

BRUNOの傘の写真参照サイト:MAGASEEK

様々なファッションアイテムを販売し、特に若者に人気の「BRUNO」。
シックなイメージのビジネス傘が多い中、ポップなデザインが特徴的で、カジュアルにスタイリングしたいビジネスマンにオススメの一本です。

もちろんスーツスタイルのビジネスマンでも気兼ねなく使えるデザインの傘も多く、オン・オフ兼用できるデザインの傘は汎用性が高く2本目3本目の方にもオススメです。

 

上質な傘で日々にゆとりを

傘をさしているビジネスマンの写真良い傘を使うことで、図らずとも心にゆとりができます。
雨の日に使える大人のたしなみを持つことで、鬱陶しい雨の日の外出も自然と楽しくなり仕事にも精が出ますね。

耐久性のある上質な傘は結果的にお財布にも優しいので、ちょっと奮発して良い傘を買ってみては如何でしょうか。

 

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