私服で普段使いできるおしゃれなブリーフケース6選&おすすめコーデ
「仕事で使うブリーフケース、私服にも合わせられたらいいな」と考えたことはありませんか?
オンオフ兼用のブリーフケースがあれば、数を多く買い揃える必要がなくなりますよね。
とはいえ、ビジネスシーンを想定して作られたブリーフケースは、私服に合うのかどうか判断が難しいものです。
そこで今回は、自分らしく自由に働く人のためのメンズビジネスバッグのECショップ「TRANSIC」の店長である私、山形が女性目線で男性パートナーにおすすめしたい私服にも使えるブリーフケースの選び方やおすすめ商品を紹介します。
仕事にもプライベートにも活躍するブリーフケースで、おしゃれを楽しみましょう。
私服にビジネスバッグ(ブリーフケース)はおかしい?
ブリーフケースはビジネスバッグの定番というイメージから、「私服に合わないのでは?」と思う人も多いでしょう。
しかし近年では服装規定を見直す企業が増え、ビジネスカジュアルやオフィスカジュアルといった「スーツ以外」の装いが広まりつつあります。
その流れを受けて、あらゆるブランドからカジュアルスタイルにも合うブリーフケースが販売されるようになりました。
ビジネスカジュアルはスーツに比べて私服に近いスタイルのため、合わせやすいブリーフケースもややカジュアルになります。
そのためデザイン性が高くカジュアルな雰囲気のブリーフケースなら、私服に合わせても違和感はありません。
ただし、あまりにもかっちりしているブリーフケースは私服に合わせにくく、カジュアルとフォーマルの見極めが重要なポイントとなります。
私服にも使えるおしゃれなブリーフケースの選び方
ここからは、私服にも使えるブリーフケースの選び方を紹介します。仕事にもプライベートにも活用できるアイテムを見つけるために、以下の5つのポイントをチェックしておきましょう。
荷物の量を考慮して選ぶ
私服にも使えるブリーフケースを選ぶときは、荷物の量を考慮しましょう。仕事に必要な荷物がすべて入る容量であることはもちろん、私服に合わせても邪魔にならないサイズがおすすめです。
ブリーフケースは正面サイズがA4・B4・A3など豊富にあり、さらにマチの幅(側面の厚み)もさまざまです。
普段持ち運んでいる荷物を整理し、ブリーフケースはどのくらいの容量・サイズが適切か確認しておきましょう。
イメージに合わせて素材を選ぶ
ブリーフケースは、素材によって雰囲気がそれぞれ異なります。代表的な素材にはナイロン・ポリエステル・合成皮革・本革がありますが、このなかでも私服に合わせるなら本革がおすすめです。
上質でこだわりを感じさせる本革素材のブリーフケースなら、男性の心をくすぐる「本物感」を演出してくれます。
反対に、カジュアルな雰囲気のブリーフケースがお好みの方は、ナイロンやポリエステルを選ぶとよいでしょう。
バランスのとれたデザインを選ぶ
私服にブリーフケースを合わせるときは、ほどよいカジュアル感のあるデザインを選びましょう。スーツにしか合わせられないブリーフケースを私服に合わせると、「休日なのにバッグだけ仕事用」のように堅い印象になってしまいます。
ただし、カジュアルすぎるとビジネスシーンで使えない恐れがあるので注意が必要です。
全体的な印象はビジネスに通用するもので、なおかつファッション性を感じさせるデザインがおすすめです。
バッグだけで自立するタイプを選ぶ
私服に合わせるだけならあまり気にする必要はありませんが、ビジネスにも使うなら自立するものを選びましょう。取引先や営業先で床においたブリーフケースがくたっと曲がったり、倒れたりしては見栄えがよくありません。
どこに置いてもブリーフケースだけで自立するように、マチ幅がある程度広いものや底鋲のついたものを選ぶのがポイントです。
センスのよさを感じさせる色を選ぶ
ブリーフケースに限らずビジネスバッグは黒色が主流ですが、私服に合わせるならセンスのよさを感じさせる色がおすすめです。ネイビーやブラウン・グレー・オリーブなど、黒以外にも人気の高いブリーフケースはたくさんあります。
また、本体とパーツの色が違うバイカラー(2色)のブリーフケースは、さりげないセンスのよさを感じさせてくれますよ。
私服にも使えるおしゃれなブリーフケース6選
ここからは、TRANSICおすすめのブリーフケースを6点紹介します。スーツにも私服にも合わせやすいモデルをピックアップしました。
気になる商品があれば、ぜひチェックしてみてください。
本革×牛床革ビジネスバッグ(GA001)
本革と牛床革の2種類の革素材を贅沢に使用したブリーフケースです。
本体には撥水性が高く軽量な牛床革を使用し、ハンドル・底板・パイピングには堅牢性の高い本革を用いています。
ビジネスにもプライベートにも使いやすいデザインと、ほどよい丸みのあるフォルム。
B4サイズの書類が入る大容量ながらも、二式室構造で荷物を整理しながら持ち運べます。
見た目・使い勝手・値段など総合的に高評価をいただいている、TRANSICのブリーフケースで1番人気の商品です。
本革×CORDURA ビジネスバッグ(GA001C)
先ほど紹介した商品の素材違いのブリーフケースです。
本体にはCORDURA(コーデュラ)素材、パーツ部分に本革を使用しているモデルとなります。
コーデュラは摩擦や引き裂きに強く、軽量で撥水性にも優れているナイロン素材です。
通常のナイロンの7倍ともいわれる強度を持ち、アウトドア製品にもよく使われています。
フォーマルにもカジュアルにも対応できるデザインと雰囲気で、私服コーデにもぴったりな一品です。
15インチ 本革PCバッグ(PL002)
本体にCORDURA(コーデュラ)素材、ハンドルやフロントデザインに本革を使用したブリーフケースです。
フォルムはしっかりとした四角型ですが、私服にも合わせやすいカジュアル感を備えた一品。
15インチの大容量サイズながらも約970gと軽量で、重いブリーフケースが苦手な方にもおすすめです。
整理収納しやすい二層構造で、必要な荷物をサッと取り出せます。
中には衣類やタオルを入れるのに最適なネット収納もついており、短期間の出張にも対応します。
イタリア本革 ビジネスバッグ(MC001)
しっとりとした光沢が、大人の男性の色気を感じさせるブリーフケースです。
バランスの取れたデザインはビジネスカジュアルとの相性抜群で、無駄のないシルエットが「できるビジネスマン」の印象を与えるでしょう。
インナーにはトスカーナグリーンの布地を使用しており、職人が手作業で塗ったステッチもおしゃれなアクセントになっています。
経年変化を楽しめるイタリアンレザーは使うほどに深みが増し、コーディネートを格上げしてくれるのも魅力です。
レザーフラップ ビジネスバッグ(GA007)
ふっくらとしたシワ模様が美しい、シボ感のある牛革を使用したブリーフケースです。
トップのフラップデザインが上品かつ印象的で、性別を問わずお使いいただけます。
内側にはポケットを豊富に配置し、外側にはすぐに取り出したいアイテムが入れられるファスナーポケットを装備。
カラーバリエーションはグレイとネイビーの2色で、どちらもオンオフ両方に合わせやすい雰囲気となっています。
ヤギ革軽量 ビジネスバッグ(GA006)
軽量で耐久性のあるヤギ革を使ったブリーフトートです。
トートバッグとブリーフケースの中間のような絶妙なデザインで、幅広いコーディネートに合わせられます。
マチ幅が10cmあるので、13インチPCやペットボトル、お弁当もしっかり収納できます。
大小さまざまなポケットを装備し、荷物が多くても安心。
ショルダー使いも可能な2wayタイプで、サッと手軽に持ち歩けるブリーフケースをお探しの方にもおすすめです。
おしゃれなブリーフケースの私服コーディネート
ここからは、おしゃれなブリーフケースを使った私服コーディネートを紹介します。私服にブリーフケースを合わせるときは「仕事着っぽさ」を出さないようにするのがポイントです。
堅過ぎず、崩し過ぎないスタイルを目指して、コーディネートを楽しみましょう。
ネイビー×ブラウンのブリーフケースを使ったコーデ
【モデル使用バッグ】
本革×牛床革ビジネスバッグ(GA001)
ネイビー×ブラウンのブリーフケースを使ったコーディネートです。
ジャケットと白のトップスで清潔感を出し、ボトムスはトーンをおさえたチノパンを合わせています。
基本的にコーディネートに使う色は、2色または3色でまとめるとおしゃれに見えやすく、バランスが整いやすくなるでしょう。
よりカジュアルさを演出したいときはボトムスの裾を数回折り返すか、クロップドパンツで抜け感を出すのがおすすめです。
ナイロン素材のブリーフケースを使ったコーデ
【モデル使用バッグ】
15インチ 本革PCバッグ(PL002)
ホワイトトップスと濃紺のジャケットに、CORDURA(コーデュラ)素材のブリーフケースを合わせたコーディネートです。
上下の組み合わせがシンプルでも、足元にインパクトのあるスニーカーを合わせると、ひねりの効いたコーディネートになります。
スクエア型のブリーフケースはかっちり感が強くなりがちですが、ハンドルの色で遊び心をプラスすると、オフの日にも使いやすいアイテムになります。
上質なイタリアンレザーのブリーフケースを使ったコーデ
【モデル使用バッグ】
イタリア本革 ビジネスバッグ(MC001)
グレーのチェックジャケットにホワイトパンツを合わせたコーディネートです。
上質なイタリアンレザーを使ったブリーフケースは、私服に合わせるだけでコーディネートを格上げしてくれます。
また、ローファータイプの革靴を履くときは、素足を少し見せるとこなれ感を演出できますよ。
私服にも使えるブリーフケース|お手入れ方法
お気に入りのブリーフケースは、定期的にお手入れしておきましょう。たとえおしゃれなブリーフケースでも、汚れがついていたりホコリが溜まっていたりすると清潔感が失われてしまいます。
本革素材
本革は徐々に乾燥する素材なので、革用のクリームでの保湿が欠かせません。日々のお手入れはブラッシングでホコリを払う程度でよいですが、数ヶ月に1度は革用クリームを塗り、油分や水分などの栄養を与えましょう。
また、突然の雨に濡れても大丈夫なように、防水スプレーを使って表面を保護しておくのもおすすめです。
合成皮革素材
合成皮革は素材のベースが布地で作られているため、革用クリームでの保湿は不要です。ブラッシングでホコリを落とし、汚れている部分は固く絞った濡れ布で拭き取りましょう。
その後、乾いた布で表面に水分が残らないように拭き取っておきます。
もし艶を出したい場合は、合成皮革用のクリームを塗るとよいでしょう。
ナイロン素材
ナイロンは繊維の間にチリやホコリがたまりやすいため、布用ブラシを使ったブラッシングがお手入れの基本です。汚れ部分は薄く薄めた中性洗剤を布につけて叩くように拭くか、細かい汚れなら歯ブラシで優しくこすり落とします。
また、ブラッシングは力を入れすぎないように、優しくサッサッとナイロンの織り目の方向に沿っておこないましょう。
バッグのお手入れ方法についてはこちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてみてくださいね。
◆革の種類でまるで違う!革鞄お手入れの基本を徹底解説[革素材別]
私服に使えるブリーフケース|保管方法
ブリーフケースを長く使うためには、保管にも気をつけましょう。とくに長期の保管時は、条件によってカビやひび割れを起こす可能性があります。
以下のステップで保管前のお手入れをしておきましょう。
STEP1. ブラッシングで汚れを落とす
まず、ブリーフケースの表面についているホコリや汚れをブラッシングで落とします。ホコリや汚れはカビの栄養分になるので、落ちる汚れは必ず除去しておきましょう。
また、本革素材のブリーフケースはクリーナーを使って古いクリームを落とし、新しいクリームで保湿しておきます。
STEP2. 中に新聞紙を入れる
型崩れを防ぐために、ブリーフケースの中に丸めた新聞紙を入れましょう。新聞紙は型崩れ以外にも、湿気対策や虫除け効果に期待できます。
もし新聞紙のインクの色移りが心配なときは、布や無地の紙で包んでから入れるのがおすすめ。
新聞紙の量は、ブリーフケースの自然な形をキープできる程度です。
形をキープできないほど量が少なければ意味がありませんし、詰め込みすぎると変形する恐れがあるので注意しましょう。
STEP3. 袋に入れる
購入したときの袋、もしくは代わりになるような柔らかく通気性のよい布に包んで保管します。ビニールの袋は湿気が溜まりやすいので避けてくださいね。
STEP4. 置いて保管する
ブリーフケースは置いた状態で保管するのが基本です。吊るした状態で保管すると、ハンドルが伸びたり接合部分に負担がかかったりします。
高温多湿の場所を避けて、風通しのよい場所に置いて保管しましょう。
私服に使えるブリーフケース|長期保管時のポイント
ここでは、ブリーフケースを長期保管するときのポイントを紹介します。長期保管でもっとも気をつけなければならないのは、カビの発生です。
以下の3つのポイントを意識して、保管中にカビが生えないようにしておきましょう。
ポイント1. 適度に間隔をあける
ブリーフケースをクローゼットや押入れなどに入れて保管するときは、他のバッグと間隔をあけておきましょう。バッグ同士が密着していると空気の通りが悪くなり、カビが生えやすくなります。
1つ1つのバッグが離れている状態にしておくと湿気が溜まりにくく、カビの発生をおさえることができます。
ポイント2. 湿気を溜めない
ブリーフケースを保管する場所は、できるだけ通気性のよい場所がおすすめですが、どうしても湿気が溜まることもあると思います。湿気の溜まりやすい場所で保管するときは湿気取りを一緒に入れて、可能な限り除湿しましょう。
また、定期的に外に出して陰干ししたり、カビか生えていないか確認したりと、保管中も気にかけることが大切です。
ポイント3. 乾燥剤や防虫剤に注意する
カビ予防に効果的な乾燥剤や防虫剤ですが、本革素材のブリーフケースに直接触れると革が変質することがあります。そのためブリーフケースの中に入れるのは避けて、保管庫内に直置きするタイプの除湿剤などを選びましょう。
また、ゼリータイプの防カビ剤は、ゼリーが革に付着すると硬化するので避けるのが無難です。
普段使いにも大活躍!私服に合うブリーフケースでおしゃれをもっと楽しもう
ブリーフケースはもともとビジネスシーンで使うためのバッグのため、「私服には合わない」と思う人も多いでしょう。しかし、ブリーフケースのデザインや雰囲気がカジュアルであれば、プライベートに使うことができます。
おしゃれなブリーフケースを私服に合わせたいと考えている方は、本記事の内容を参考に普段使いできるアイテムを見つけてみてください。