営業マンのためのおしゃれなスーツ着こなし術&ビジネスカジュアルコーデ集

毎日、なんとなくスーツを着ていませんか?
ビジネスマンの代名詞ともいえるスーツスタイルは、デザインや着こなし方で印象がガラリと変わるもの。

スーツを正しくビシッと着こなすことで、周りからの印象がよくなります。
とはいえ、「スーツをどのように着こなせばよいのかわからない」という人も多いのではないでしょうか。

本記事では、自分らしく自由に働く人のためのメンズビジネスバッグのECショップ「TRANSIC」の店長である私、山形がスーツの種類や着こなし方など、ビジネスマンの服装について紹介します。


おしゃれなビジネスマンのコーディネートも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。


おしゃれ営業マンの服装とは?

スーツを着たビジネスマンビジネスマンの服装は、大きくスーツスタイルとスーツ以外のカジュアルなスタイルにわけられます。
とくに最近では「ビジネスカジュアル」や「オフィスカジュアル」といった言葉も定着しつつあり、装いの多様化が進んでいます。

スーツスタイル

「ビジネスシーンやフォーマルな場にはスーツを着る」というのがビジネスマンの定番スタイル。
とくに社外の人と会うときはビジネスマン1人1人が「会社の顔」としてみられるため、身だしなみを整えて信頼感を得ることが大切です。

そのため、スーツの選び方や組み合わせに気をつけるのはもちろんのこと、シワや色褪せなどがないように、こまめなメンテナンスも心がけましょう。

ビジネスカジュアル

ビジネスカジュアルは、スーツよりもカジュアルダウンしたスタイルです。
ファッションセンスを重視するアパレル業界をはじめ、広告業界やIT業界、ベンチャー企業などで広まりつつあります。

近年流行りの「ジャケパンスタイル」なら、テーラードジャケットに襟付きシャツ、スラックスやチノパンなど、上下の組み合わせは自由。

「どこまでのカジュアルなら許されるの?」とカジュアルの度合いが曖昧になりがちですが、基本的には取引先の相手と会うときに失礼がない程度を基準にするとよいでしょう。


スーツのおしゃれな着こなし術

スーツを着たビジネスマンスーツは、良くも悪くも着ている人のイメージまで印象づけます。
周りに「おしゃれな人」というプラスな印象を与えるためにも、これから紹介するポイントをおさえてスーツを着こなしましょう。

サイズ選びが重要

スーツを選ぶ際、なんといっても重要なのがサイズ感です。
サイズの大きすぎるスーツは野暮ったく、逆に小さすぎるスーツは見栄えが悪いだけでなく体にも負担がかかります。

スーツのサイズを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。

【ジャケット】
  • 肩幅:肩の外側から指先でひとつまみできる
  • 着丈:お尻がちょうど隠れる
  • 胸囲:ボタンを留めたときに横ジワがでない
  • 袖丈:手を伸ばしたとき、中に着ているシャツが1cm程出る
【ズボン】
  • ヒップ:生地がたるまない、ポケットが開かない
  • 裾丈:靴の甲が少し隠れる

デザインはVゾーンを意識する

スーツのVゾーンとは、ジャケットの第一ボタンより上〜首までの逆三角形のことです。
Vゾーンはジャケットの形・ネクタイ・シャツから構成され、個性を発揮できる部分でもあります。

同系色ならまとまりのあるスタイリングになりますし、ネクタイに差し色をもってくるのもおすすめです。

小物でアクセントをつける

仕事用スーツにあわせるのは難しいですが、チーフやカフスなどの小物をプラスして、アクセントをつけるのもおすすめです。

結婚式や披露宴、パーティーなどに出席する機会があれば、さりげなく小物を取り入れてみましょう。
いつもとは違う、ワンランク上のおしゃれが楽しめますよ。

アウターでトレンドを取り入れる

秋冬は、スーツの上から羽織るアウターも大切なおしゃれの要素です。
トレンチコートやステンカラーコート、チェスターコートなど、好みとシーンにあわせて選びましょう。

一見同じようにみえるビジネスマンのコートですが、デザインによってフォーマル度はさまざまです。
間違えたチョイスをして恥をかかないように、コートについての知識も深めておきましょう。
◆ビジネスマンのコート選び|フォーマルからカジュアルまで一挙紹介!


ビジネスマンのためのスーツコーディネート集

机の上に置かれたスーツとネクタイと革靴ここからは、スーツスタイルとビジネスカジュアルのコーディネート例を紹介します。
おしゃれなビジネスマンを目指せるように、ぜひ参考にしてくださいね。

【スーツ編】

まずは上下スーツのコーディネートから紹介します。
全身のバランスを整えるように意識すると、失敗しにくくなりますよ。

ワントーンでまとめたコーディネート

スーツのワントーンコーデ【モデル使用バッグ】
(左)イタリア本革 トート(MC201)
(中央)レザーフラップ ビジネスバッグ(GA007)
(右)シボ革 ボストンバッグ(GA801)

スーツスタイルの定番、無地×ワントーンのコーディネートです。
ビジネスにも使いやすい「ダークネイビー」や「ネイビー」は、知的で信頼感のある印象を与えます。

ネクタイや靴、バッグに暗めの色をあわせると、ビジネスマンらしい真面目な印象に。
シンプルなスーツスタイルでも、重厚感のあるビジネスバッグをあわせることで、おしゃれなビジネスマンを演出できます。

ネクタイやバッグでアクセントをつけたコーディネート

ワンポイント入れたスーツコーデ【モデル使用バッグ】
(左)本革×牛床革トートバッグ(GA204)
(中央)シボ革 クラッチバッグ(GA401)
(右)サフィアーノ ボストン(GA803)

スーツ上下が同素材・同色でも、ネクタイでアクセントをつけるのは取り入れやすいコーディネート術。

フォーマルな場に出席するときは、ポケットチーフを楽しんでみるのもよいですね。
ビジネスバッグには革の質感を感じさせるものをチョイスして、大人の品格をキープしましょう。

かっちりした印象は残しつつ、おしゃれさを感じさせるコーディネートなら、幅広いシーンに対応可能です。

【ビジネスカジュアルコーデ編】

ビジネスカジュアルのコーデ【モデル使用バッグ】
(左)イタリア本革 クラッチ(MC401)
(中央)15インチ 本革PCバッグ(PL002)
(右)本革×牛床革ビジネスバッグ(GA001)

スーツスタイルよりもおしゃれを楽しみやすいビジネスカジュアル。
セットアップにするもよし、上下別に組み合わせるもよし、の自由度の高いコーディネートです。

ただしカジュアルとはいっても、ビジネスシーンに対応できることが大前提。
清潔感はキープしつつ、親しみを感じさせるコーディネートを心がけましょう。

とくに襟なしのカットソーの場合、私服と混同されやすくなります。
そのようなコーディネートこそ、レザーのビジネスバッグで全体を引き締めるのがおすすめです。

【コート編】

コートを着るビジネスマン【モデル使用バッグ】
(左)本革×牛床革トートバッグ(GA204)
(中央)ビジネスリュック(GA701)
(右)本革×牛床革リュック(GA609)

ビジネスシーンでのコート選びは、シンプルな無地を選べば間違いないでしょう。

ステンカラーコートやトレンチコートは、それ一枚でおしゃれにみえるお役立ちアイテム。
着丈は膝より上で、シルエットを重視したものを選べば重苦しくなりません。

光沢のあるレザービジネスバッグで艶感をプラスすると、一気におしゃれさが際立ちますよ。
さらにコーディネートを詳しくみたい方は、以下のページをご覧ください。
◆STYLE BOOK


ビジネスマンの服装|スーツの基本的なマナー

握手をするスーツを着たビジネスマンビジネスマンの服装は、ただ組み合わせればよいわけではありません。
着こなし方のマナーを守れてこそ、できるビジネスマンとして周りから一目置かれる存在になれるのです。

スーツの基本的なマナーをおさえておきましょう。

黒は避けるのが無難

ビジネスシーンでは、黒のスーツの着用は避けるのが無難です。
黒といっても、避けるべきは冠婚葬祭で着るようなブラックスーツのこと。

通常、黒のビジネススーツとして販売されているものは、ブラックスーツほど色が黒くありません。

ビジネススーツには基本のネイビー・グレーを選べば、まず間違いないでしょう。
「誠実な印象を与えるシーンではネイビー」、「そこまでこだわらない場合にはグレー」のように使い分けるとよりよいです。

ボタンを留める位置に気をつける

本来スーツのボタンは装飾の意味でつけられているものもあり、「すべてのボタンを留めなければならない」というわけではありません。

スーツのシルエットを崩さないために、ジャケットの種類によって留めるボタンと外すボタンが異なることを理解しておきましょう。
ジャケット別のボタンの留め方は以下のとおりです。

  • 2つボタン…1番上のみを留める
  • 3つボタン…上2つを留める
  • 3つボタン折り返し…真ん中1つを留める
  • 4つボタン…「1つ掛け」の場合、下のボタンを留める。「2つ掛け」の場合、上下とも留める。
また、リクルートでの面接時をのぞけば、座るときはボタンをすべて外してもマナー違反にはなりません
スーツに不格好なシワをつけないためにも、ボタンは外して座りましょう。

ポケットのフラップは左右で統一する

細かい部分ではありますが、ポケットのフラップにもマナーがあります。
フラップはポケットの中に雨やほこりが入らないように、ふたとしての役割をしています。

そのため、ほこりの入りやすい屋外では外に出す・屋内ではポケットの中に入れるのが基本のマナー。
ただし、「そこまで気を配るのは難しい」という場合は、左右がバラバラにならないように統一しておけば問題ありません。


スーツをおしゃれに着こなして、できるビジネスマンを演出しよう!

スーツを着たビジネスマン時代の流れとともにオフィスへの服装も多様になり、自分なりのおしゃれを楽しむビジネスマンが増えてきました。

バリエーション豊かになったビジネスマンの服装は、「どのような印象に見せたいか?」を明確にすることが重要です。
ビジネスシーンで堂々とおしゃれを楽しむためにも、TPOをわきまえつつ個性を発揮できるアイテムを選びましょう。

今回紹介したスーツの特徴や着こなし方を参考に、周りから一目置かれるビジネスマンを目指してみてくださいね。

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