世界的な物流混乱の裏側

こんにちは、TRANSIC MDの小寺です。

突然ですが、みなさんの好きな食べ物はなんですか?
私はフライドポテトです。
ハンバーガーの付け合わせではなく、私にとってファストフードの主役はポテトです。

そんな私にとって12月から1月のMドナルドのポテトショックは、衝撃的な出来事でした。

あのポテトが日本に入ってこない!!と驚く一方で、昨年から今年にかけての海上輸送の状況を知っている身としては、とうとうMドナルドさんもですか。。とちょっと納得。

このグローバルにモノが行き交う時代に、物流が止まるということはどういうことなのか、とうとう私たちの生活にも影響し始めたな、というのが実感です。

今回は海上輸送について私の知っている現状を少しお話ししたいと思います。

コロナ禍の海上輸送

多くのコンテナ、クレーンがある大きな港一昨年末、つまり2020年年末ごろからコンテナが不足している、物流がうまく回っていないようだ、という声が耳に入ってくるようになりました。

コンテナは輸入国で荷物を下ろし、その国の輸出品をそのコンテナに積み込み、世界中を周ります。
航路が書かれた世界地図2020年、欧米のコロナ感染対策の市中ロックダウンが影響し、港の荷物の上げ下ろし作業もストップ、もしくは大幅にスローダウンしたことによって、海上輸送は停滞と遅延が起き始めたのです。

加えて、2021年春頃に起こったスエズ運河でのコンテナ船の座礁。
ヨーロッパからアジア諸国に来るコンテナ船はスエズ運河を通ります。
その航路がつっかえてしまったので、昨年春頃に出発したイタリアからの荷物も影響し、到着が遅れました。

昨年夏の生産が落ち着く頃には、コンテナの状況も良くなるのではないか、と希望的観測をしていましたが、コロナの変異株の出現で港の現場では、なかなか通常の動きまで戻らない、と連絡を受けています。

私の友人も、まだまだ在宅勤務、もしくは時短勤務が多いようです。
その一方、国内需要は戻ってきているようで商品不足も耳にするようになりました。

実際に、世界中の国のコンテナの需要と供給のバランスは解消されず、空のコンテナだけを不足している地域へ運ぶ、というニュースも出始めました。
そうするとその輸送コストは輸送時に船代として乗せられ、さらに燃油価格は高騰、荷物を運ぶときの輸送費は2年前より30%近くUPしています。


物流の影響を受ける私たちの生活

フライドポテトこのように昨年から国際輸送はガタガタで、非常にコントロールが難しい状況です。
そんな中のMドナルドのポテト不足。

MDとしては、「お気持ちお察しいたします」と思ったと同時に、すぐにナゲットの新しい味を出したりとポテト不足を他の商品でカバーできるよう新商品を準備されていたのは、さすがだな〜と思いました。

商品によって産地を分けていると、商品不足のリスクも回避できますね。
私も見習いたいところです。

年末、久しぶりに帰省した際、ポテト好きな私のために姑が、“S、M、Lサイズどれを買っても150円クーポン”を持ってるからMドナルドに買いに行こう!と嬉しそうに言ってくれました。

「今ポテトショックでSしか売ってないよ、クーポンなしでも150円で買えるSサイズ買う?」と聞くと「今度にしよ!」となり、すごく残念な思いをした小寺でした。

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