海洋汚染の問題に本気で立ち向かうサーファーが作るバッグ「GOTBAG」
こんにちはTRANSIC MDの小寺です。
今回はTRANSICが考えるサスティナビリティと海洋プラスチック問題に本気で立ち向かう二人のサーファーが作ったバッグ『GOTBAG』についてご紹介したいと思います。
TRANSIC SDGsの目標
TRANSICはSDGsの17つの目標の中でも、
・【05】ジェンダー平等を実現しよう
・【12】つくる責任 つかう責任
・【13】気候変動に具体的な対策を
この3つの目標の達成に向けて取り組んでいます。
TRANSICが革商品を取り扱う理由は、愛着が持てる自分仕様のカバンにして長く使ってもらいたい、それが一番のサスティナブルだと考えているからです。
また革は食肉の副産物を使用し、貴重な命を無駄にせずに使い切る人間の伝統的な知恵の結集です。堅牢性が高く、修理や手入れをしながら長く使えるものをお客様に提供することも、責任を伴った経済活動の一貫だと思っています。
カジュアルなスタイル ワークバッグ
その一方で、働き方が多様化する中、ネクタイにスーツスタイルではなく、カジュアルなスタイルでの働き方がグッと増えています。毎日通勤することもなく、週や月に数回出勤するスタイルも。
そのようなスタイルに、頑丈で大容量、型崩れのしにくい革カバンはちょっと不釣り合い。もっと動きやすくてカジュアルなスタイルに合ったバッグを求められる社会に応えたいな、と考えていました。
そして、皮革素材同様、TRANSICのSDGsの指針にあったカバンを見つけました。それがGOTBAG ゴットバッグです。
本気で海洋プラスチックゴミ削減に取り組む
海洋プラスチックゴミ問題に本気で取り組む二人のサーファーが立ち上げたGOTBAG。
リサイクル素材を使用したバッグは山ほどあります。では、GOTBAGは何が違うのか、それは、創設者のBennyとRomanの二人の本気度。
「バッグが作りたい」、「靴を作りたい」、「洋服を作りたい」、それなら「地球に負担にならない素材を選ぼう」ではなく、
「海をきれいにしたい」、「ゴミで失う命を救いたい」、「ゴミを拾おう」それなら「そのごみで何か作れないか」、その一つの選択肢がバッグだったんです。
海やその近辺を汚す海洋ゴミは魚や海鳥の体内に入り込み、生態系を壊す恐れがあり、深刻な社内問題の一つとなっています。2050年には今のままだと海洋プラスチックは海の中の魚と同量になるとも言われています。
2016年、そんな現状を自らの手で変えるべく二人の若者が、プラスチックゴミの回収と分別を行う会社を、海洋プラスチックのゴミがもっとも多いとされる国の一つインドネシアに立ち上げました。
GOTBAGが変えるゴミ問題
昨年2022年に彼らによってインドネシアで回収されたゴミの量は330,000キログラム、拾ったゴミの代わりに植えたマングローブの本数10,000本。マングローブはプラスチックゴミの海への流入を防いでくれる役割があるそうです。
回収されたプラスチックゴミからできたバッグは、カジュアルなデザインに、ビジネスでも使用できるよう取り外し可能なPCケースも完備。雨天関係なく、外出や外での作業をする仕事内容の方におすすめです。とっても軽量で、長時間の移動も楽々です。
私たちの消費活動が社会問題の解決の糸口につながる、その一端を担えるお買い物。そんな体験をお届けしたいと思います。
このブランドに感銘を受けたTRANSIC代表山形。湘南の海に、ゴミを拾いに行こう!と言い出しました。できる人が、できることから始める、大事なことだなと思う小寺でした!