営業マナーの基本とは? [営業マン必見]
私たちの生活の中には、数多くのマナーがあります。
食事のマナーや言葉遣いのマナー、冠婚葬祭でのマナーや公共の場で守るべきパブリックマナー、など。
生活を豊かにするためにもマナーの習得は必須です。
特に礼儀作法に美徳を置く日本人としては欠かせないですよね。
もちろん、ビジネスの世界にはビジネスの世界で、ビジネスマナーというものが存在します。
まずは社会に出た時当然ですが、
会社に勤めると挨拶・言葉遣い・電話対応など様々なマナースキルが必要です。
そして、意外と後回しにしがちですが絶対に忘れてはいけないのが『身だしなみ』のマナー。
特に外回りなどで取引先など人にたくさん出会う営業職の方々には、服装などの身だしなみマナーは必須でしょう。
様々なスキルが求められる営業マンですが、『身だしなみ』も欠かせない必要スキルのひとつです。
今回はそんなマナーのハウツーと、ビジネスバッグに入れておきたい営業マン必須の身だしなみアイテムを併せてご紹介します。
営業マナーの基本「挨拶」
やり手の営業マンはみな、営業マナーを熟知し完璧にマスターしているので仕事も出来るし、人付き合いにも長けています。さらに一流のビジネスパーソンは、営業マナーやビジネスマナーだけでなく、人心掌握術や心理学にも明るく、いわゆる人誑しな方々が多く見受けられます。
とはいえ、一般的なビジネスパーソンでビジネスマナーに重きを置いている人は意外と少ないもの。
スキル云々だけでなく、ちょっとした気遣いやマナーの良さで捗る仕事というのもたくさんあります。
さて、そんな様々な心構えのあるビジネス・営業マナーの中でも、やはり基本中の基本となるのは「挨拶」です。
社会において一番大事な挨拶。
「挨」には心を開く、「拶」には迫る・近づくという意味があるのをご存知でしょうか。
つまり、挨拶という言葉自体に「心を開いて相手に近づく」という意味があるのです。
まず、挨拶の一番のポイントは「自分からすること」。
とてつもなく簡単なようで、意外と出来ていないこの行動。
いきなり声をかけたら失礼かな?声かけて無視されないかな?
そんな事を気にする前に、まずはどんな人に対しても自分から挨拶をしてみましょう。
営業マナーの基本「身だしなみ」
挨拶や、話し方・聞き方、名刺の渡し方、ビジネス言葉の理解など、営業マンに必要な基本マナーはたくさんありますが、服装マナーもその基本中の基本です。スーツや靴へのこだわりは当然なことながら、営業マンであれば誰でもどんなビジネスバッグにすればいいか、何を持っていればいいかで悩んだことがあるでしょう。
まずは現状チェック
・今のスーツはいつ購入したものか。・靴を最後に磨いたのはいつか。
・シャツはキチンとアイロンがかけられているか。
・靴下のかかとが磨り減ったり、指先に穴が空いていないか。
ヨレヨレのスーツやシャツに、ドロドロクタクタの靴で営業先を回っていたのであれば、いくらビジネスバッグなどの小物にこだわっても不格好になってしまいますからね。
ビジネスバッグに入れるべきマナーアイテムは?
ビジネスバッグの中には、ビジネスシーンで必要となる物だけでなく、身だしなみを整える為に最低限必要なものを入れておく事をおすすめします。
まず、手帳、名刺入れ、筆記用具、PCなどの必須品。
その他営業マンであれば、も入れておくと便利です。
特にハンカチなどは持っておくだけで意外と印象が変わります。
ビジネスバッグの選び方は?
営業マンのビジネスバッグについては、A4サイズの書類が無理なく入る手提げタイプがオススメです。機能的なリュックやショルダーなども魅力的ですが、ビジネスシーンにはあまり相応しくありません。
また、ナイロン製などは雨にも強く軽いので利便性は高いのですが、少し幼く見えてしまうところが難点なので、できればPUレザーなどの合皮、または革製の鞄を選びましょう。
革製の黒か茶色のビジネスバッグが、一番安心感や大人っぽい印象を与えます。
ですが、それなりのキャリアを積んだ社会人ではない新入社員の方は、あからさまなハイブランドなどは避けましょう。
まとめ
いかがでしょうか。社内外問わず、また営業マンだけでなくとも、正しいマナーを身に付けていれば人に悪い印象を与えることはありません。
新卒の若い営業マンの方はもちろんのこと、中堅どころの営業マンの方ももう一度改めて自身のビジネスマナーを見直してみましょう。
ビジネスバッグに入れるべき手荷物や身だしなみなど、意外と行き届いていなかった点に気付けるかもしれません。