普段使いOK!メンズ専用オンオフ兼用ビジネスリュック 選び方&おすすめ商品を紹介
ビジネスシーンでのリュックサックは、すっかり定番化しましたね。
リュックの購入を検討中、できればオンオフ兼用できるものを、と考えるビジネスマンも多いようです。
しかし、ビジネスリュックと、オフ用のリュックとは機能性も見た目も違うのが一般的。
場違いなリュックを選んで恥ずかしい思いをしないよう、注意したいところです。
そこで今回は、自分らしく自由に働く人のためのメンズビジネスバッグのECショップ「TRANSIC」の店長である私、山形が、オンオフ兼用リュックサックの特徴や気をつけるべき点、選び方のポイントについて解説します。
兼用リュックのパターンやおすすめ商品にも触れているので、検討中の方は参考にしてみてくださいね。
オンオフ兼用リュックサック(メンズ)の特徴
オンでもオフでも使いこなすためには、以下のような特徴のあるリュックが理想です。・ビジネスリュックの機能性を持っている
・シンプルで汎用性の高いデザインである
・黒・グレー・ネイビーなどの定番カラーである
・ビジネスカジュアルスタイルやプライベート使用時に違和感がない
それでは具体的にそれぞれの特徴を見ていきましょう。
特徴1. ビジネスリュックの機能性
一般的なリュックと比べてビジネスリュックには、「書類やパソコンが収納できるサイズ」「収納ポケットが多い」「防水性に優れている」「手提げできる」などの機能性があります。ビジネスに活用したいのなら、オンオフ兼用リュックを選ぶ際にもある程度機能性のあるリュックを選ぶのが賢明。
自分がどこに何を入れるのか、雨の日はどうするのか、移動や取引先とのシーンなどをイメージして、使い勝手の良さを検討してみましょう。
特徴2. シンプルで汎用性の高いデザイン
デザインについて言うなら、オフの場合はどんなものでも構いませんが、ビジネスシーンでは派手な装飾やカジュアルすぎるものはNG。
ビジネスで推奨されるシンプルデザインはどんな普段着にも合わせやすいというメリットがあります。
オンオフ兼用リュックには、シンプルかつどんな場所でも違和感なく使える汎用性の高いデザインのものを選びましょう。
特徴3. 黒・グレー・ネイビーなどの定番カラー
リュックのカラーも、ビジネスで一般に使われる黒・グレー・ネイビーなどの定番カラーを選ぶと安心。違和感なくビジネスシーンに取り入れられるので失敗がありません。
また、スーツだけでなく、オフ時のコーディネートにも合わせやすいでしょう。
特徴4. ビジネスカジュアルスタイルやプライベート使用時に違和感がない
逆に、あまりビジネスシーンを重視したデザインに偏りすぎるのもよくありません。どこからどう見てもビジネスリュックと言われるようなデザインでは、オフ使用時に違和感を与えてしまいます。
あまり堅い印象を与えず、プライベート時のコーディネートに合わせやすいカジュアルさを兼ね備えているものがよいでしょう。
オンオフ兼用リュックサック(メンズ)はカジュアルさのバランスが大事
このようにオンオフ兼用リュックの特徴を見ると、ビジネスリュックの特徴と重なる部分も多いです。ただし、オフでも兼用するには、カジュアルさが重要。
とはいえ、あまりにカジュアルすぎると今度はビジネスに相応しくなくなってしまうので、カジュアルさのバランスがオンオフ兼用リュック選びのポイントとも言えるでしょう。
オンオフのリュックの違い
オンオフ兼用リュックをよく知るために、オンとオフのリュックの違いを抑えておきましょう。まずは素材について。
ビジネスリュックでは革や繊維が太めのしっかりしたナイロン素材が多いのに対して、オフのカジュアルリュックではキャンバスやしなやかなナイロン・ポリエステルなど、柔らかい印象を与える素材が多くあります。
ビジネスリュックでは書類やパソコンを守る必要があるが、オフではその必要がないのが理由です。
また、カラーや装飾などデザイン性においても、ビジネスでは制限がありますが、オフではありません。
このように、オフ使用のカジュアルバッグは多種多様かつ豊富なので、その中からオンオフ兼用を探すのはより難しいと言えるでしょう。
ビジネスリュックの中から、オンオフ兼用として少しカジュアルなデザインを選りすぐる方が簡単でおすすめです。
どこまでがオンオフ兼用か
では、どこまでのカジュアルさであればオンオフ兼用と言えるのでしょう?社風によってどこまでのビジネスカジュアルが認められるのか異なってくるのと同様、この質問に明確な境界線を引いて答えることはとても難しいものです。
ただし、ビジネスで使用するのであれば、顧客との打ち合わせで不快に感じさせないものであることや、自社のイメージを崩さない程度にきちんとしたものであるべきです。
その上で若干のカジュアルさがあれば、オフでも違和感なく活用できるのではないでしょうか。
オンオフ兼用リュックサック(メンズ)のパターン
それでは、いよいよ具体的なオンオフ兼用リュックのパターンを4つご紹介します。自分のオフ時の洋服に一番合っているパターンはどれか、という視点で見ていくと、リュック選びがスムーズにいくでしょう。
パターン1. 革素材でカジュアルなデザインのもの
まずは、革素材でカジュアルなデザインのもの。ビジネスっぽいスクエア型でなくても、素材が革なら高級感が出てビジネスでも可能なリュックになります。
リュックの形は、山型や下すぼみのハの字といったカジュアルな形でも大丈夫。
ポケットが多いデザインでも決してカジュアルすぎる印象にはなりません。
当然、オフの日は大人のカジュアルリュックとして大活躍するでしょう。
パターン2. カジュアルな素材できっちり感があるもの
逆に、素材はカジュアルでありながらデザインがきっちりした印象のものも、オンオフ兼用リュックのパターンのひとつ。具体的には、布のように見えるポリエステル素材を使用しつつ、スクエア型で横持ちもできるデザインのリュックなどです。
ブリーフケース風でビジネスにばっちりハマりますが、素材の柔らかな印象がうまく崩しているので、オンオフ共に使い回せそうです。
パターン3. スクエア型でビジネス風、同時にアウトドアっぽいもの
そして3番目のパターンとしては、デザインはスクエア型でビジネス風、でも同時にアウトドアっぽいというものがあります。樹脂のテープアジャスターバックルや引き手、ファスナーを使った登山用バックパックのような外見をもちつつ、パソコンなどがしっかり収納できそうなスリムなスクエア型などです。
アウトドア風ですが、ナイロン素材のビジネスリュックにも近いので、オンオフ兼用しても問題ありません。
普段着はジーンズにTシャツ、というメンズにはぴったりなのではないでしょうか。
パターン4. 装飾が少ない洗練されたデザイン
オンオフ兼用リュックの最後のパターンは、装飾が少ない洗練されたデザインのリュックです。全く装飾がなく、ただスクエアのシルエットだけが光るというような、シンプルイズベストのリュック。
外部ポケットやファスナーがあったとしても、主張せず控えめに取り付けられていると、洗練されて都会的な印象になります。
こういったバッグはもちろんどんなシーンにもマッチするので、オンオフ兼用も可能。
1つ持っていると重宝するリュックでもあります。
オンオフ兼用リュックサック(メンズ)選び方のポイント
パターンで自分の好きなリュックのイメージが湧いたところで、オンオフ兼用リュックを選ぶポイントをまとめてみましょう。オンオフ兼用リュックの特徴を押さえる
まず第一のポイントは、先に述べたオンオフ兼用リュックの特徴を押さえるということ。数あるリュックの中から選ぶ際には自分の好みを優先しがちですが、そもそもの基本である「オンオフ兼用」という点を忘れてしまうわけにはいきません。
<オンオフ兼用リュックの特徴>
・ビジネスリュックの機能性を持っている
・シンプルで汎用性の高いデザインである
・黒・グレー・ネイビーなどの定番カラーである
・オフ使用時に違和感がない
手持ちできたり、3wayだとより使いやすい
また、手持ちできたり、肩掛け可能な3wayであればなお使いやすいので、選ぶ時チェックしてみてもいいでしょう。ただ、2way・3wayのものは、いかにもビジネスリュックという主張の強いものが多いので、オフ使用時に不似合いにならないよう、気をつける必要があります。
また、3wayのものは、マチ幅が広く大容量なものも多いです。
出張で大活躍のこういったバッグも、オフ使用時には違和感でしかありません。
スリムであるほどオフタイムに馴染むことを覚えておきましょう。
自分のオンオフのファッションに合うものを選ぶ
自分のオンオフのファッションに合うリュックかどうか、というのもとても重要なポイントとです。オンオフで服装が似ている場合は兼用リュック使用が簡単ですが、まったく違う場合はより難易度が上がります。
例えば、角張ったビジネスリュックは、普段着にはミスマッチとなることも多いもの。
素材やディテールに程よくカジュアルさを取り入れてバランスのとれたものがよいでしょう。
その他、部分的にちょっとカラーをいれたものや、遊び心を感じさせるポケットなどの装飾がひとつあるだけでも、オンオフ兼用に相応しいものになります。
また逆に、落ち着いた色合いの本革や、革にそっくりな合成皮革を素材とすれば、丸みを帯びたシルエットなどカジュアルデザインのリュックでも大丈夫。
ファッションに自信のない人は、自分の服に合うか、第3者の意見を仰ぐのもよいかもしれません。
年齢相応のものを選ぶ
また、リュックは子供っぽい印象を与えてしまいやすいアイテムです。特に、ナイロン素材で収納ポケットの多いビジネスリュックは、若手のビジネスマンのビジネスバッグというイメージが強いので、30代からは注意が必要。
スリムでシンプルなデザインを選ぶようにするとか、素材の良し悪しを判断基準に取り入れるなど、大人のリュックを意識して選びましょう。
迷う場合は、革素材で落ち着いた色あいのものをチョイスすれば失敗がありません。
おすすめのオンオフ兼用リュック(メンズ)5選
最後に、おすすめのメンズオンオフ兼用リュックを5点紹介します。程よくカジュアル感がありつつ、ビジネスでもOKなリュックばかりですので、オンオフ兼用リュックを探している方はぜひチェックしてみてくださいね。
1. 大容量で丈夫 GOLDMEN 本革×牛床革リュック(GA609)
本革と牛床革の2つの素材を使ったビジネスリュック。
革素材なので耐久性は抜群、大人の男性にぴったりです。
アメリカントラッドな鞄をイメージした、アンティーク調の仕上がりは個性的で、普通のリュックに飽きた人にもおすすめ。
PC用コンパートメント、ペン挿し、小物ポケットなどブリーフケースの機能を搭載しているので、ビジネスで大活躍すること間違いなし。
一方、見た目はバイカラーでカジュアル感も高いので、オンオフ共にあらゆるシーンでお使いいただけます。
2. 撥水性と軽量性なら GOLDMEN ビジネスリュック(GA701)
黒のPU レザーに、光沢を抑えたアンティークゴールドの金具を用いた、スタイリッシュなリュック。
角張ったスクエア型ではなく少し柔らかな印象を与えるフォルムなので、落ち着いた大人のカジュアルに最適です。
また、見た目の美しさだけでなく2層式で収納もしやすいため、ビジネスリュックとしても優れています。
メイン式室にはPCホルダーや大きさの異なる多目的ポケットを完備、アウトサイドの収納スペースには、すぐに取り出したい書類やスマホ、文房具などを納めることが可能。
スーツにも合わせやすいオンオフ兼用リュックとして、あらゆる世代におすすめです。
3. 撥水加工レザー仕様 TSOG MUKOムコ(TS601)
京都の趣や歴史からインスピレーションを受けて開発されたアメリカ発のモダンリュック。
正面の大きなレザーポケットが特徴的で、シンプルなブランドアイコンもお洒落です。
オンオフ兼用できるよう、あらゆる収納を想定して、15インチのパソコン収納・外部の4つのポケット収納・内部ジッパーポケットを完備。
ビジネスではパソコンと周辺機器の収納、トラベル時には旅行用荷物の整理収納など、あらゆるシーンに対応可能なのが嬉しいです。
素材は牛床革レザーなので高級感があり、撥水加工されているので雨の日にも安心。
見た目のシンプルさと機能性を兼ね備えた、オンオフ共に使いやすいリュックです。
4. 都会的なデザイン TSOG THE ONE(ザ・ワン)(TS602)
3番で紹介した「MUKO(ムコ)」は京都からインスパイアされたリュックでしたが、こちらはそのニューヨークバージョンです。
都会的で独特、ミニマムなデザインからは想像できないほどの充実した機能性を持っています。
大きな間口で取り出しやすい設計や、クッション付きのPCホルダーやペンホルダー、収納ポケットも豊富です。
また、サイドはケーブルを通せる仕様になっているので、充電しながらスマホが使えるのも便利。
ビジネスはもちろん、オフの日にも大活躍するでしょう。
5. 機能性バツグン TSOG リュック TAN/タン シリーズ(TS603)
『カッチリ過ぎない、カジュアル過ぎない』をデザインコンセプトにした、オンオフ兼用リュック。
大きな舌の形を全面開口部に採用し、収納性を大きく向上させました。
背面開口部にパソコンやタブレットの収納が可能なだけでなく、14ものポケットで整理整頓も可能。
また、シンプルながらも緩やかな山形の曲線がうまくカジュアル感を引き出し、オンオフ・性別を問わず使いやすくなっています。
まとめ
この記事では、オンオフ兼用リュックの特徴やパターン、選び方のポイントについて、触れてきました。まとめると、、、
オンオフ兼用リュックとは、ビジネスリュックに程よくカジュアルさを取り入れ、どちらのシーンでも違和感なく使えるリュックのことです。
素材やデザイン、その組み合わせによって、以下の4つのパターンに分類できます。
・革素材でカジュアルデザインのもの
・カジュアルな素材できっちり感があるもの
・スクエア型でビジネス風だが、同時にアウトドアっぽいもの
・装飾が少ない洗練されたシンプルカジュアルのもの
この中から自分のファッションに合うもの、年齢相応のものを選ぶようにすることで、ふさわしいオンオフ兼用リュックに出会えます。
今回紹介したTRANSICの商品も、ぜひ参考にしてみてくださいね。