ビジネスで使える革靴の種類と選び方
ビジネスマンにおすすめの革靴の種類と選び方を、バッグとの組み合わせと共にご紹介します。
革靴の様々な種類
スーツやビジネスバッグに合わせたりシーンによって靴を選べるように、まずは革靴の種類を知りましょう。
ストレートチップ
「ストレート・トゥ・キャップ」とも呼ばれる、つま先に切り替えのラインが入っているオーソドックスな革靴です。
ストレートチップの靴の利点は長持ちし、美観を保ちやすいトコロ。
革靴を毎日履いているとどうしてもシワがついてしまいますが、このタイプは切り替え部分より先端の箇所にシワがつきにくいので、靴を履きつぶしてしまいがちな営業マンの方などにオススメのタイプです。
Uチップ・Vチップ
靴に厚みが出るモカシン縫いが特徴的な履きやすい一足。
カウンターライニングと呼ばれるかかとの内側が少々敗れやすいことが難点ではありますが、甲高で幅広い足にもフィットしやすい一足は持っておきたい種類です。
ウイングチップ
つま先部分にW字で縫い付けのある、デザインの効いた種類。
きれいな装飾が施され、ウイングチップという名の通り鳥の翼のようなデザインが特徴的な革靴。
一箇所ほどけるとまわりも解けてしまうウイングチップの短靴は、デザイン性が高い分こまめなメンテナンスが求められる一足です。
プレーントゥ
革靴の中で特にスタンダードで装飾も施されていないシンプルな種類。
内羽根式と外羽根式の違いはあれど、どのシーンにも適応する実用性の高いといえる短靴です。
汎用性が高いことから摩耗したソール部分に穴が空くことがありますが、そこに気をつけて補強しながら履くといつまでも履ける一足です。
ホールカット
革靴の極意とも呼べる、1枚の革だけで作られる上品で決めの細かい一足です。
一切継ぎ目を作らないクリエイティブな特徴は非常に高い技術を要する靴でもあります。
上質な革を長い間楽しむためにも、月に一回はクリームで栄養を与えクリーニングをするメンテナンスが理想的です。
モンクストラップ
ストラップで甲を締めるバックル留めの革靴なので、普通の革靴よりもカジュアルな雰囲気を楽しめる一足です。
靴紐がなく脱ぎ履きが楽な分、ゴムが伸びやすいというデメリットもあります。
フィッティングを意識して、ゴムを定期的に交換すると長持ちする種類です。
ローファー
革紐もジップないシンプルなデザインのローファーは、靴べらもなく脱ぎ履きできるスタイルが人気の一足です。
タッセル ・ペニー ・ヴァンプ など、デザインも豊富で、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで幅広く楽しめる短靴です。
接着剤で固定している作りの多いローファーはソールが自体が剥がれてしまうこともありますが、縫い付けで補強することによって強度を増すことも可能です。
デッキシューズ
ビジネスのシーンで使用する革靴の中で、特にカジュアルなスタイルのデッキシューズ。
そもそも水場で滑らないように切り込みの入ったラバーソールなどを使用するといった工夫がされているので、天候の悪い日でも使用できる点がデッキシューズの強みです。
モカステッチがほつれ糸がほどけることを注意し、様々なシーンで活用しましょう。
ビジネスバッグと合わせる革靴の使い方
革靴の種類によってビジネスバッグのチョイスも変わります。
全体的なコーディネートを統一させるため、アイテムごとの組み合わせを意識しましょう。
レザーソール
ドレッシーな雰囲気を出すことに適したレザーソールは重厚感のあるダレスバックとの組み合わせがマッチします。
ファッション性が高いメリットを持ちながら、手入れやリペアが必要なデミリットを持つレザーソールは、こまめに手入れできるビジネスマンにオススメの一足です。
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