仕事モードスイッチのONとOFF

こんにちは、TRANSIC MDの小寺です。
とうとう関東も梅雨入りし、しっとりした空気を感じる毎日です。

先日、革屋さんの展示会に伺いました。
生産地、原皮、加工が違う何種類もの革を見せていただいたり、加工方法が気になっていた革について教えていただいたりと革について勉強してきました。

各国の革の違いは、原皮、なめし材とその技術が大きいのですが、最終的には水の違いが大きいとおっしゃっていて、使用用途によって得意分野の革の使い分けを考えながら革を見せてもらいました。

大切な命を長年培った技術によって再利用していく知恵も改めて学ぶことができた機会でした。
商品という形で多くの方にそれを感じてもらえるよう開発に活かしたいと思います。

さて今回は、テレワークやワーケーションなど様々な働き方がある最近、仕事モードのスイッチの切り替えについてお話ししようと思います。

切り替えのキーワードは“身だしなみ”

テレワークに切り替え当初は、プライベートと仕事のスイッチの切り替え方がわからない、という声も周りから聞こえてきました。
特に生活空間での仕事は、空間の仕切りがない分、内面的なスイッチの切り替えでコントロールしないといけないですよね。

テレワークをしているみんなに、仕事のスイッチは何で切り替えているのか尋ねてみると、“身だしなみを整える”という答えが圧倒的に多く、男性だと整髪・髭剃り、女性だと化粧、という内容でした。

その内容から、昔イタリアの取引先から2名が来日し、夕食に招待した時のことを思い出しました。
昼間に事務所で商談をして、その後彼らは別の商談だったか何かで別行動、夜ホテルに迎えに行く、というようなスケジュールだったと思います。

夕方、迎えに行くと、彼らは一度シャワーを浴び洋服を着替えて出てきました。
私は当然、1日働いた後の汗まみれの乱れ髪。
並んで歩くとあまりのアンバランスに、せめて化粧直しくらいすればよかったと後悔したのを覚えています。

もちろん彼らからすると、私たちの招待に対して、礼儀として身だしなみを整えて招待を受けているのですが、彼らの表情を見ると昼間の商談時とはまた違った印象を受け、スイッチの切り替えの意味もあるのかな、と感じました。

フランスに滞在中、平日に友人宅に数名で招待を受けた際も同じような経験があります。

仕事から帰宅した友人は、一度シャワーを浴び、洋服と香水を変えて身だしなみを整えていました。
香水を時と場合で変える、というのは見えるオシャレだけでなく、香るオシャレという素敵な感覚ですが、嗅覚からのスイッチの切り替えの意味もありそうですね。

スイッチの切り替えに「身だしなみを整えること」は、万国共通の行為なのかもしれません。
海外出張時は、1枚ワンピースと携帯用の香水を必ずスーツケースに入れていくのですが、夕食時にホテルに戻って身支度する時間などなく、活用したことのない小寺でした。