オフィスカジュアルってどんなスタイル?
長袖のカッターシャツやネクタイの着用にこだわらず、半袖シャツを着るなど涼しい姿で働く「クールビズ」や、過剰な暖房を抑制し、摂氏20度の環境でも働きやすい服装を目指す、クール・ビズの秋冬版「ウォームビズ」などの浸透により、カジュアルで働きやすい服装が、女性だけでなく男性にも定着してきています。
クールビズ・ウォームビズの浸透や職業働き方の広がりにより、オフィスでの服装も上下スーツなどのスタイルだけでなく「オフィスカジュアル」「ビジネスカジュアル」など、様々なスタイルが見受けられます。
もともと服装がある程度自由なweb・デザイン系や、エンジニアリング関係だけでなく、役所などの公共機関にもオフィスカジュアルは浸透しつつあります。
また、オフィスカジュアルなスタイリングは出張時、就業後の懇親会、社外パーティなど、様々な機会でドレスコードが求められる他、プライベートでも人気のあるスタイルですので、大人の男性としては知っておきたいコーディネートの一つです。
おすすめのオフィスカジュアルのコーデ例や基礎知識などをご紹介します。
オフィスカジュアルとは?
オフィスカジュアルと言っても何を着て良いのかわからない。
そんな方も多いかと思います。
まずメンズオフィスカジュアルの中でも定番なのが「ジャケパンスタイル」。
いわゆるジャケパンスタイルというのは、上下スーツよりもカジュアルなスタイルで、テーラードジャケットにパンツを合わせたコーデです。
スーツよりもカジュアルな分、社外・社内ともに着ていく場所を意識した服選びが必要で、イメージを重要視したコーディネートはセンスが必要になってきます。
ジャケパンスタイルなどのドレスコードには「暗黙の了解」が含まれます。
カジュアルとは言えビジネスマンたるもの、着ていく場所の空気感や、集まる人たちのジャンルや年齢層などを尊重して柄や素材など決めていきましょう。
服のチョイスは重要ですが、何よりそういった気配りこそが、大人のオフィスカジュアルスタイルに相応しい雰囲気・個性を作り出してくれます。
オフィスカジュアルで使える靴はどのような靴?
オフィスカジュアルなスタイルの場合、堅すぎるビジネスシューズではなく靴も少し遊びを取り入れてもいいでしょう。
上下スーツに合うようなただの短靴ではなく、エナメルでデザイン性のあるレザーシューズや、ドレッシーで少しエッジの効いたサイドレースタイプのもの、温かみがありよりカジュアルなスエードタイプのシューズなど、ビジネスシーン・プライベートシーンで両用できる靴を選ぶのが良いと思います。
例えば色はいつもより少し明るめのキャメルやブラウン、青に近い清涼感あるネイビー、普段の社用靴にはできないようなエンジ・グリーンなど。
オシャレは足元から、というように個性やセンスを出しやすいアイテムなので、上下のセットアップに合わせ楽しく選んでみましょう。
スリッポンやビットローファー、コインローファーなど、装飾のないシンプルなものもオシャレですし、甲部分にデザインのあるものも良いアクセントになるでしょう。
ですが、あくまで「オフィスカジュアル」ですので、スニーカーやデニム素材のシューズ、ラフ過ぎるサンダルやブーツなどは基本的にNGと考えて下さい。
オフィスカジュアルでリュックはOK?
結論から言いますと、オフィスカジュアルでのリュックはOKです。
そもそも、ビジネスバッグと言えばやはり手提げのブリーフタイプやアタッシュケースなどが主流ですが、最近ではカジュアルなカバンもある程度認められてきています。
ですので、オフィスカジュアルでなくとも、最近は普通のスーツスタイルでも背負うタイプの「ビジネスリュック」を使っているビジネスパーソンはかなり多くなりました。
都心に住むビジネスマンの車離れが進み、自転車通勤が増えたことも一つの起因と言えるでしょう。
ただ、ビジネスリュックは機能性や耐久性は問題ないものの、ビジュアルには少々賛否がありました。
リュックタイプのビジネスバッグは、果たして「オシャレ」なのか「ダサい」のか。
少し前までのスーツにリュックというスタイルは少しおじさんっぽい印象があったことは否めませんが、最近ではリュックスタイルの再熱、若者のバックパック人気などがあり、お洒落なリュックが非常に多く出回ってきています。
クラシカルな場面でのリュックの使用や、女性に人気なこともあり、リュックの選び方一つでオフィスカジュアルのコーディネートにも差別化を図ることが出来るでしょう。
リュックでカジュアルになりすぎないように
オフィスカジュアルでのリュックスタイルの場合は、少しカチッとしたリュックを選ぶのがポイントです。
あまりにカジュアルなものを選びすぎると、より私服度が増してしまいますのでレザー製のビジネスリュックなどをチョイスすると良いでしょう。
アイテムでカジュアルさの加減を。
また、少しカジュアルになりすぎた場合アイテムを使用してカジュアルさの調節をするのもいいでしょう。
オフィスカジュアルに向いたビジネスグラスなどを使用することで、スタイルの調整が出来ることを覚えておくとコーデの幅もさらに広がりますね。
<関連記事>