BLOG

知らないと危険!防水スプレーの安全な使い方!

近頃、ニュースやSNSで「防水スプレー」が原因で病気や事故が起きたことが報道されています。

日常的に使っている人も多い防水スプレーですが、たしかに健康被害を引き起こす成分が入っており、多くの人が正しく使えていないのも事実です。

そこで今回、防水スプレーを安全に使える方法や危険性の根拠などについて、詳しくまとめましたので、ぜひじっくりとお読みになってください。

防水スプレーは呼吸困難や肺炎の原因になる

身近な存在になっている防水スプレーを吸い込んで、なぜ呼吸困難や肺炎が引き起こされるかというと、肺の中も防水されてしまうからだといえます。

実際、科学物質による中毒の危険性を喚起している日本中毒情報センターの資料によると、撥水性樹脂が肺に付着し、ガス交換に支障をきたすため危険とされているのです。

といっても、長年防水スプレーを使っていると、ついつい「たまたまニュースになって騒がれているだけじゃないの?ブームみたいに。」などと感じてしまっていないでしょうか?

実は防水スプレーによる事故は昔から報告されていることです。

正しく使うためのモチベーションを高めていただくために、防水スプレーの誤った使い方で、本当に重大な健康被害を受けるリスクがあるという事実をご紹介していきましょう。

防水スプレーの事故は昔から多発していた

防水スプレーの事故は毎年報告されており、特に1993年と1994年は、年間100件以上が報告されています。
理由は、当時スキーブームで防水スプレーが盛んに使用されていたからでした。
近年も防水スプレーの事故は増加傾向にあり、特に梅雨や台風、雪が降る時期などに事故の報告が多くなっています。

また、日常的に革靴をよく履く人やレザー商品が好きな人にとって、防水スプレーはメジャーなケア商品でしょう。
実際、事故が起きたときの防水スプレーの使用対象は、靴や革製品が多い傾向にあります。
日常的に健康被害のリスクがあり、場合によってはあなたや近くにいた人が死亡する可能性も現実的にあるわけです。

次から、防水スプレーの安全な使い方をご紹介してきますので、ぜひ使い方を見直してください。

防水スプレーの安全な使い方のポイント3つを紹介

防水スプレーの安全で正しい使い方として重要なのは、以下の3つです。

防水スプレーを吸い込まない環境での使用

距離と使用時間を守っての使用

素材に適した防水スプレーを選ぶ

上記3つのポイントは、日常的に問題なく防水スプレーを使っていても意外と守れていないものです。それぞれ詳しくご紹介していきますので、ぜひあなた自身や周りの人にも教えてあげてください。

防水スプレーは風上の屋外で使う

防水スプレーで事故を起こしたときの使用場所は、屋内や車内が多い傾向にあります。
やはり密閉空間や空気の流れがない環境だと、どうしても防水スプレーを知らず知らずのうちに吸いこんでしまうリスクが高いのです。
したがって、防水スプレーを使うときの環境は、以下の4点に気をつけてください。

必ず屋外で使う

風上で使い、風下に他の人もいない

なるべくマスクなどを着用する

一度に大量のものに使わない

屋外での使用は、防水スプレーの缶にも注意書きがされている基本中の基本です。
とはいえ、屋外でも風下で防水スプレーを使用してしまうと、吸いこむリスクが高くなってしまいますので、風の流れに注意が必要なことを覚えておいてください。

もちろん風下に他の人がいると、その人に健康被害をもたらしてしまう可能性がありますので、周囲に人がおらず、人通りが少ないことを確認しましょう。

また、できればマスクを着用したほうがより安全なので、着用をおすすめします。
そして、一度にまとめて防水しようと、大量のものにスプレーするのは防水スプレーを使う時間が増えてしまうので、避けてください。
必要以上にスプレーを塗布して健康被害のリスクを上げないようにしていきましょう。

防水スプレーは25cm離し、2~5秒の使用で十分

まんべんなく防水しようと、ついつい10秒ちかくスプレーしていないでしょうか?
商品にもよりますが、実はスプレーする時間は2~5秒程度で十分であり、それ以上スプレーしても効果は変わらないとされています。
短時間でもまんべんなくスプレーし、吸いこむリスクを下げるために、25~30cmくらい離して使うことがポイントです。

レザーなどに「フッ素系」 化繊などに「シリコン系」

一口に防水スプレーといっても、実は以下のとおり2つの種類があります。

フッ素系:通気性があり革やゴアテックスを傷めにくいが、即効性は低い

シリコン系:即効性と高い防水性があるが、空気は通しづらく、革などが劣化しやすい

せっかく安全性に配慮しても、スプレーしたアイテムが傷んでしまっては、元も子もありません。

シリコン系のスプレーは安価で防水性が高く、汚れをつきにくくする効果などもありますが、素材の劣化を早めるケースもありますので、主に化学繊維などに使ってください。

もちろんエナメルやキャンバス生地など、素材は多くありますので、使っていいか確信が持てなければ、きちんと説明書やメーカー公式サイトなどで使えるかを確認しましょう。

防水スプレーは正しく安全に使ってこそ!

今回はレザーを含めてさまざまな製品に使う防水スプレーの危険性や正しい使い方について、ご紹介してきました。
何かと便利で、入手性も高い防水スプレーですが、毎年事故が起きているのも事実です。

ぜひ、今回ご紹介した情報を活かして、防水スプレーを安全に使い、お気に入りのアイテムを長くきれいに使えるようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

SHARE