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タンニンなめし加工とは

革のなめし加工の中でも、タンニンなめしは貴重でとても手間のかかるものです。
タンニンなめしは、紀元前600年には、既に地中海沿岸で工場があったと推定されています。

人類が初めて身につけた衣類は「皮」だと言われていますが、自然界のどこにでもあるタンニンを使ってなめしを始め、腐らない「革」をつくったわけです。 そんな時代からはじまったタンニンなめしですが、今も同じ方法で受け継がれ、産業として成り立っているって凄いことですよね。

このタンニンなめしに使われるタンニン材は、柿やお茶の渋と同類のもので、主に木の種、樹皮、根などから抽出し精製したものです。 天然由来のものなので、合成なめしと違って毒性がなく、純度の高い、なめても問題ないものです。

革にコシがあり、切り口などもシャキっとし、そのままコバ磨きができるほどで、子供のランドセルなどに使えるほど硬く仕上がります。 また天然ならではの独特の色合いと磨けば磨くほど深みのある経年変化をおこすのも特徴的です。

現在、ネットショップで「本革」とうたわれているものは、「クロムなめし」という合成材を使ったものの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

このクロムなめしは、まだまだ歴史が浅く、つい100年ほど前に発見され、今では主流となった、なめし方法です。 今や貴重なタンニンなめしは、手間がかかるため、商品になったものは、どうしても高額になってしまします。


VANTASシリーズ 長財布 GW110

TRANSICで取り扱う財布は全て「植物タンニンなめし」にこだわっています。バッグでは手がでない、タンニンなめし製品も、財布やパスケースなどの小物なら手が届きます。ぜひ、クロムなめしとの違いを実感いただければ、この革の素晴らしさに魅了されるのではないでしょうか。




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