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これで完璧!革財布の日常のお手入れ方法からトラブル対処法まで

使えば使うほど味が出てくる、と言われている革財布。
でも、「自分流のお手入れで大丈夫かな?」「正しいお手入れ方法が知りたい」という人は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、革財布のお手入れについて、日常のお手入れ方法から目立つ汚れや傷などができてしまった場合の対処法まで、詳しくご紹介していきます。

革財布を長くきれいに使いたいという人も、革のエイジングを楽しみたいという人にも役立つ内容となっています。
ぜひご一読ください。

なぜ革財布にはお手入れが必要?




革製品は合皮や革以外の素材と比べると、確かに丈夫で長持ちします。
けれど、艶や光沢のあるきれいな状態を保つためにお手入れは必須
その理由は主に2つです。

1つ目は「革は水分や摩擦に弱いので、予防のためにコーティングする必要がある」から。
そして2つ目は「長期間放置しておくと乾燥してしまう」からです。
その他当然ながら、汚れなどを取り除いてきれいに保つという理由もありますね。

革は丈夫な反面、とてもデリケート。
水滴がついた状態で放っておくと取れないシミになってしまったり、水濡れや摩擦によって色落ちしてしまうこともあります。

またお手入れを長期間怠ってしまうと、乾燥しすぎて固くなったり艶を失ってしまいます。
これはどんなに良い革を使ったお財布でも同じく言えることです。

せっかく革財布を持っているなら、「シミなどのトラブル予防」「革への栄養補給」のため、定期的なお手入れを忘れないようにしましょう。

革財布のお手入れはどのくらいの頻度で行うもの?




革財布のお手入れ頻度についてはいろいろな意見があります。
それは、最適なお手入れ頻度は、革の状態・財布の使用頻度・湿度などの要因によって変わってくるからです。

ですから、「一月経ったからお手入れしないと!」ではなく、お財布の様子から判断できるのがベスト

とはいえ、「革製品に慣れていないのでどうなればケアが必要なのかがわからない」ということも多いはず。
そういう時は、「クリームを使った定期的なお手入れは月に1回」を目安にすると良いでしょう。

「それでもまだ艶が足りないような気がする」といった場合は月に2回でもいいですが、やり過ぎは革を傷めてしまうということは念頭に置いておきましょう。

革財布の日常のお手入れとは?




月1回のお手入れの他に、日常的に行いたいのが乾拭きです。
乾いた柔らかい布でさっと拭くだけなので、スキマ時間でも手軽にできますね。

この時、吸水性に優れたマイクロファイバー製の革用クロスなどを使用すると、汚れが取れるだけでなく光沢も出るのでおすすめです。

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保革クリームを用いた革財布の定期的なお手入れ方法




次に、保革クリームを用いた本格的なお手入れの方法です。

クリームを使うことで、
  • 適度な水分・油分を与えられる
  • 傷・汚れ・シミ・カビをきれいにとる
  • 光沢・艶を出す
  • 表面を保護して汚れにくくする
  • 革を柔らかくする
といった効果があります。

汚れが目立ってきた、艶がなくなりくすんできたと感じたら、以下のようにお手入れを行っていきましょう。

革財布のお手入れ1. ブラシまたは柔らかい布で汚れ・ホコリを取り除く


まずはお財布の中身を取り出し、いつものように乾いた柔らかい布で汚れやホコリを取り除きます
この時、柔らかく表面を傷つけにくい馬毛ブラシを使ってブラッシングすると、縫い目やファスナー、革と革の段差などに溜まった細かいホコリも掻き出せるのでおすすめです。

毛先が軽く触れる程度に当て、撫でるようにブラッシングすれば十分で、決して力を入れる必要はありません。
あくまで軽く丁寧に行いましょう。

馬毛ブラシは革財布だけでなく靴や鞄などの他の革製品にも使え、数年は買い換える必要もないので、1つ持っておくと大変重宝します。

柔らかい毛先でデリケートな革にも安心して使える
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革財布のお手入れ2. 落ちにくい汚れを専用クリーナー等で拭き取る


次は、目立った汚れや雨に濡れた後の水シミなどの除去作業です。
まずは水で濡らして固く絞った布で優しく拭き取ってみます

革製品は水に弱いので、必ず水分は最小限に抑えてください。
また、強く擦るのも厳禁です。

水拭きで取れなかった場合は、専用クリーナーで落としていきます。
以下のような革製品用のクリーナーであればまず問題はありませんが、それでも革の目立たない部分で試してみて、色落ちしないか・シミにならないかをチェックすると安心です。

無溶剤タイプで皮革を傷めない
アロマ配合のレザークリーナー

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汚れに直接クリーナーをつけるのではなく、以下のような柔らかい布に適量をとって薄く伸ばしながら拭き取りましょう。


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両面起毛の磨きクロス2枚入り

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汚れやシミはできるだけ早く取り除くことが大切です。
放っておくと汚れが革繊維の奥深くまで浸透してしまい、落としづらくなってしまうからです。

そうなればプロの手を借りなければいけなくなります。
日常の乾拭き手入れの際、いち早く汚れに気づいてきれいにしてしまいましょう。

革財布のお手入れ3. 保革クリームを塗り込み、潤いを与える


次に保革クリームを使って、革に潤いを与えていきます
この作業こそが、定期的なお手入れのメイン作業です。

前工程のクリーナーや水分で汚れを落とした革は、乾燥しやすく特にダメージを受けやすい状態になっています。
革に栄養を与えるため、また保護をするためにも特に重要な作業なので、丁寧に行いましょう。

まずは、米粒一粒程度のほんの少量のクリームをクロスの先端につけ、お財布全体に均一に薄く伸ばしていきます。
輪を描くように馴染ませていくと良いでしょう。

縫い目や段差の部分も欠かさず塗り込みますが、余分なクリームが残ってしまわないように気をつけましょう。

保革クリームには様々なものがあります。
乳化性クリーム・油性クリーム・オイル・レザーローションやワックスなど豊富で、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

そんな時は、無色で汎用性が高く、シミになりにくいデリケートクリームがおすすめです。
デリケートレザー専用のクリームなので、スエードやエナメルを除く鞄・靴・革小物一般に使用できます。

初心者でも安心して使える
ソフトレザー用デリケートクリーム

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販売価格 ¥ 800(税込¥ 880)


革財布のお手入れ4. 乾かす


クリームを塗った後は、栄養分が革に浸透して落ち着くまで、30分~1時間ぐらいお財布を寝かせておきましょう
風通しの良い場所において、完全に乾燥させます。

時間がないからと言って、ドライヤーや直射日光にあてて乾かすと、シミなどトラブルの原因になってしまいますので絶対やめてくださいね。

革財布のお手入れ5. 再び乾拭きもしくはブラッシングで艶を出す


次は乾燥したお財布を磨いて艶を出す作業です。
革用グローブなどの柔らかい布、もしくは馬毛ブラシで余分なクリームを取りながら丁寧に艶出しをしていきます。

はじめは面倒に思えるかもしれませんが、磨くそばから光沢が出て美しくなっていく様子を見るのは楽しいですよ。

革財布のお手入れ6. 防水スプレーで保護する


保革クリームを塗ることで革の表面に薄い被膜を作ることができましたが、より撥水効果を強化するため最後に防水スプレーをかけます

何度も繰り返しますが革財布は本当に水に弱いので、雨や汗などで濡れると膨張したり変色・変形したりというリスクもあります。
後悔しないように、月に1度は防水スプレーで保護する習慣をつけましょう。

防水スプレーの前に、まずは革財布にホコリなどがついていないかもう一度確認をしてください。
その後防水スプレーをよく振って、およそ30cm離れたところからまんべんなく吹きつけます

乾く前に表面に触ってしまうと手の跡が残る場合もあるので、触れないで自然乾燥させます。
万が一触ってしまったら乾いた布で拭き取って、やり直しましょう。

乾くまで20分ほど待っている間に溶剤が浸透し、防水・撥油・防汚効果を得ることができます。
より高い防水効果を得たい場合は、この工程をもう一度繰り返して2度塗りをしましょう。

革はもちろん人工皮革・布地にも使える
マルチ防水スプレー

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販売価格 ¥ 1,500(税込¥ 1,650)


もし1ヶ月を待たずに少しでも水分がついてしまったら、その日のうちにお財布をよく乾かしてお手入れをし、防水処理をしたほうが良いでしょう。

革財布をお手入れする際の注意点まとめ




ざっと革財布のお手入れについて述べてきましたが、その際の注意点を見逃していると、手入れが裏目に出て逆にトラブルになってしまうこともあります。
ここでは革財布のお手入れの際に注意したい点を整理してみます。

はじめての工程は必ずテストしてから


一言で革と言ってもそれぞれ性質が違います。
固く絞った布で水拭きをする工程でさえ、目立たない部分で試してみて、異常がないか判断することを忘れないようにしましょう。

もちろん、はじめてクリーナーを使う時、保革クリームを使うときも同様です。
クリームのメーカーや種類を変えれば、またチェックしてくださいね。

汚れや水分がついたらすぐにお手入れをする


少しでも汚れや傷、汗・雨などの水分がついたら、定期的なお手入れを待たずにすぐにケアしてあげましょう。

日常的な汚れや傷はすぐに対処すれば誰でも簡単に取り除けるものがほとんどです。
しかし「すぐ取れるから」と言って放っておくと、汚れが浸透して取れない汚れに変わってしまいます。

水分も同様で、「ちょっと汗で湿った感じがするけど大丈夫だろう」と思っているうちに変色してしまうものです。
こまめに乾かして防水することをお忘れなく。

直射日光・高温ドライヤーで乾かしてはいけない


雨で濡れてしまった、水の中に革財布を落としてしまった、そんな時はビックリして一刻も早く乾かしたい気持ちになってしまいますよね。
でも高温にさらされたり、急に乾かされると、革は収縮・硬化して使用に耐えられなくなってしまいます

どんなに濡れている場合でも、柔らかいタオルや布でよく拭きとってから風通しの良い場所に陰干しし、直射日光やドライヤーの熱はかけないようにしましょう。

新品の革財布にはお手入れが必要?




購入したばかりの革財布のお手入れについてはどうでしょう?
「一見すると綺麗なので必要ないのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

これも本当は、革の状態からお手入れが必要か判断するのが正解です。
というのも、十分な油分を含み磨き上げられた艶のある新品のお財布もあれば、作られてから倉庫で長い間眠っていた革財布もあるからです。

革財布は使うことで自然に経年変化していきます。
手の油や熱・光と言った環境要因が革に浸透しているタンニンを酸化させることで美しい艶が生み出され、エイジングしていくと考えられています。

ただ、汚れのある状態・乾燥してしまった状態ではうまくエイジングが進みません。
そのために定期的なお手入れが必要なのです。

そういう視点でおろしたての革財布を見ると、新品の財布はまだ人の手に触れていないので油分も少なく、乾燥していて、ダメージに弱い状態である可能性が高いですね。

上質なお財布で十分活き活きしている場合にお手入れの必要はありませんが、革の状態から必要かどうか判断できない場合は、ダメージから保護してあげるためにも、クリームを使ったお手入れをすることをおすすめします。

革財布のトラブル対処法




日常的な乾拭き・汚れのチェックや、定期的なお手入れを行っていても、どうしても取れない汚れがあったり、カビを見つけてしまったり、不測のトラブルが起こることもあります。
いざという時に慌てないよう、対処法の基本を抑えておきましょう。

汚れへのお手入れ方法


きちんと手入れして保護されているお財布なら、日常のちょっとした汚れは布で拭いたりクリーナーを使えば簡単に落とせてしまいます。
しかし、手入れを怠ってこびりついてしまった汚れや、クリーナーでも落とせない頑固な汚れはどうすればよいでしょう?

もう1つ試すべき簡単な方法は、革専用消しゴムで擦ることです。
革専用消しゴムは、特にボールペンの汚れや黒ずみなどに効果があります

クリーナーが使用できないスエードなどの起毛革にも使え、シミになる心配がないので、試す価値がありますね。
ただし、強く擦るとその部分だけ革の色が落ちてしまうこともあるので優しく使いましょう。

以下の革専用消しゴムは、普通の消しゴムより固めで汚れを落としやすく、ソフトとハード2種類の消しゴムがセットになっている優れものです。
いろんな汚れに対応できるので、1つあると便利ですよ。

ちなみに普通の消しゴムは革の表面加工を削り、革を傷めてしまうのでおすすめできません。

黒ずみ汚れから油汚れまで対応できる
2WAYレザー用消しゴム

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消しゴムを使って汚れを落としたら、保革クリームで栄養補給をするのを忘れないでください。

黒ずみへのお手入れ方法


黒ずみの原因は手垢や摩擦、クリームの塗りすぎであることが多いです。
基本的に、クリーナーで浮き上がらせながら取り除いた後、保革クリームで潤いを与えるという一連のお手入れで落とすことが可能です。

どうしても落ちない場合、消しゴムが黒ずみ除去に効果が高いとされているので、試してみると良いでしょう。

カビへのお手入れ方法


革は水分や油分を含んでいるので、汚れたまま湿度の高い場所に保管しておくとすぐにカビが生えてしまいます。
毎日使用しているお財布でさえ、湿気の多い時期は白カビを発見することもありますから、できるだけこまめにお手入れをすることが何よりのカビ対策です。

万が一カビが生えても、少量なら固く絞った柔らかい布で拭き取ることができます
革に傷をつけないよう、軽くたたく感じで取り除いていきましょう。

しかし、一度カビが生えてしまうと、表面上は取り除いたように見えても内部に根が残っていることがあるので、風通しの良い場所で陰干しすることを忘れずに。

また、クリームはカビの栄養になってしまい、繁殖を促すこともあるので、カビのお手入れ時には使わないようにしましょう。

もしまだ取れないカビがある場合は、アルコールスプレーを染み込ませた柔らかい布や綿棒を使って、擦らずに拭き取ります
もちろんアルコールスプレーを使う前には目立たないところでテストをするのも忘れずに。

傷へのお手入れ方法


普段持ち歩く革財布は、どこかにぶつけたり引っ掛けたりして傷をつけやすいものです。
浅い傷なら普段のお手入れで目立たなくすることができますが、深い傷だと溝が残ってしまい、元に戻すには染色が必要になってきます。

しかし、慣れていない人にとって染色は難易度が高く、失敗してしまったら元も子もありません。
ひどい傷がついた場合には、革専門のクリーニング業者や修理業者に相談・依頼したほうが良いでしょう。

濡れてしまった場合のお手入れについて


革は濡れてしまうと水分が内部に浸透してトラブルの原因になってしまうので、濡れたらできるだけ早く対処することが重要です。

水ぶくれやシミになりそうな場合、以下の方法でお手入れしていきましょう。
  1. 乾いた柔らかい布で、擦らず押さえるように水分を拭き取る
  2. 水に濡らして固く絞った布で、シミになりそうな部分の周辺を、シミと同じ色になる程度に軽く濡らしていく
  3.  ※革内部の水分バランスの偏りをなくし、シミになるのを防ぐためなので、濡らし過ぎには注意が必要。
  4. 風通しの良い日陰で自然乾燥させる。
  5.  ※ドライヤーや直射日光で熱を与えるのは厳禁。
  6. 乾燥状態にあるので、皮革クリームで潤いを与える
  7. 30分~1時間程度寝かしてから、ブラシか柔らかい布で磨き、艶出ししていく。
  8. 最後に防水スプレーをかける。

どうしてもすぐにお手入れできない場合でも諦めず、できるだけ早く対処するようにしましょう。
早ければ早いほど水ぶくれやシミになる確率を減らすことができますよ。

まとめ




革財布のお手入れについて、様々な状況を想定してご紹介してきました。

デリケートな革財布のお手入れは「汚れ防止と栄養補給のため」。
せっかくの革財布を長くきれいに使い、エイジングを楽しむためにも、注意点に気をつけながら楽しくお手入れをしていきましょう。

革のお手入れがはじめての人には、よりお得に買えるレザーケアセットもおすすめです。

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