サフィアーノレザー基礎知識

 

サフィアーノレザーとは 、牛革の表面に革押しをして耐久性を加えた素材をいいます。

(参照:イタリアンスタイル)

 

軽さと耐久性を兼ね備え、経年変化を楽しむことができるのが大きな特徴です。そのため、世界のファッションを牽引するプラダなどの鞄や財布にも多く使用されています。

今回は、サフィアーノレザー製品を長くご愛用いただくためのお手入れ、保管方法、注意点をご紹介いたします。

 

■ サフィアーノレザーのお手入れ

● ブラシで汚れを落とす。 

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(参照:楽天市場)

 

革製品のお手入れの基本となるのはブラッシングです。

サフィアーノレザーの表面には、特に無数の格子状の模様があります。その中にゴミやホコリが付着したまま使用していると、黒ずみやカビにつながります。 馬毛のブラシを使い、しなりを利用して優しくはたくように ブラッシングをしましょう。 強くこすりすぎると傷をつけることになります。

時間がない時でも、ブラッシングだけはするようにしましょう。

 

・ミンクオイルを塗り保湿する

ブラッシングをした後、革専用のミンクオイルをあずき大ほど指に取り、馴染ませるようにチョンチョンと表面に薄く塗ります。布を使っても構いません。 

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(参照:COLUMBUS)

特にダメージを受けやすい部分は、 曲がっていて頻繁に動かす箇所 です。

例えば、二つ折りの革財布の半分に折れている部分や、トートバッグの横のマチの部分が挙げられます。

 

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(参照:yahoo知恵袋)

このような箇所は念を入れてケアをしてあげましょう。

 

・自然乾燥

通気性の良い、日光が当たらない場所に置いて2~3時間ほど自然乾燥させます。

そうすることによってオイルが染み込み、余分な油は表面に浮き出てきます。

 

・カラ拭き

最後にカラ拭きをすれば基本的なお手入れは完了です。

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(参照:ikigoto LIVING DESIGN for Good Life)

 

メガネ拭きのような皮を傷つけない柔らかい素材をお勧めします。

それがなければ肌着として利用する綿のTシャツをとっておき、磨き布として再利用されるといいでしょう。

 

■ 防水対策 

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(参照:COLUMBUS)

 

水分はすべての革製品にとって大敵です。

経年変化として楽しむ分には良いですが、濡れたものをそのままにしておくと、シミや革がゴワゴワする原因になります。そうならないように、防水スプレーを事前にかけておきましょう。

屋外などの換気の良い場所で、鞄から30cm程離し全体にまんべんなくスプレーをかけます。 シミのようになりますが、乾いたら元に戻るのでご安心ください。 乾いた後、もう一度柔らかい布で優しく拭きます。 見えにくいところで水滴をつけてテストをして、水をはじくようなら対策は完了です。

 

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(参照:COLUMBUS)

防水スプレーのコーティングにより経年変化はしづらくなるため、 数年先の自分の革製品がどんな姿になっていたいのかを考えて 使用するのがいいのではないかと思います。

 

■ 濡れてしまった時は?

濡れてしまった時は、固く絞った布で押さえつけるようにして水分を拭き取ってください。

その後、濡れた部分の周囲を均一に軽く湿らせ、風通しの良い日陰で水分を飛ばします。 こうすることによって、シミは消えるか目立たなくなります。

くれぐれもドライヤーを使うのは控えましょう。 サフィアーノレザーをはじめとする本革は熱に弱いので、革の乾燥が進み、劣化を早めてしまいます。

もし水に濡らしてしまった場合はできるだけ早めにケアをすることを心がけましょう。 シミになるだけでなく、変形が起こり、ひび割れやシワ、形が元に戻らなくなってしまいます。

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(参照:Naverまとめ)

■ 革製品にも休息を

休日くらいは、財布や鞄の中からものを取り出しましょう。週に一度、休ませることが長く使うための方法ではないでしょうか。

 

■ 保管方法

保管のコツは 直射日光を避け、通気と湿度に気を配ることです。

底に鋲が付いていないものであれば、柔らかい布の上に置きます。

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市販の乾燥剤や調湿剤を添え、 通気性の良い袋に入れて保管しておきましょう。 革は乾燥剤が直接触れると、硬化してしまいます。 型崩れを防ぐために新聞紙を軽く丸めておくこともおすすめです。 インクが内装に移る心配があるので、いらない布で包んでから入れることをお勧めします。

 

・粉吹き 

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(参照:COLUMBUS)

久しぶりに鞄を使おうとクローゼットから取り出した時。 革の表面に白い粉が付着している、なんてことがたまにあります。 これは湿度、温度の影響で加工の際の牛革に染み込ませたロウが表面に現れたものです。

サフィアーノレザーだけでなく、全ての革製品に当てはまります。 悪いものではありませんが、気になる方は馬毛の革用ブラシで払い取り、柔らかい布で革拭きをして下さい。

■ 最後に

サフィアーノレザーは他の牛革と比べ耐久性があり、より長く使うことができます。 一つの製品を長く使い続ける大人って、 本当の価値を知っているようでかっこいいですよね。サフィアーノレザーを少しでも身近に感じていただければ幸いです。

 

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