イタリアンレザー 3つの特徴

本革を知るならイタリアンレザーから始めよう!

革の本場イタリアで生まれるレザーは「イタリアンレザー」と呼ばれ、世界中で多くの方に愛されている本革です。特に初めて革製品を持つのであれば、種類も豊富で選びやすいイタリアンレザーがおすすめです。


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(参照:axisjiku)


イタリアンレザー3つの特徴

イタリアンレザーには、3つの大きな特徴があります。

 

1.オイルレザー

イタリアで作られるほとんどの革は、オイルをたっぷりと染み込ませたオイルレザーとなっています。オイルレザーは柔らかくてしっとりとした手触りと、深みのある色つやが特徴です。新しい革は明るい色味で光沢もあり、女性にも人気があります。

 

2.牛革を使用

イタリアンレザーは、牛革を使用していることがほとんどです。牛革は他の革(羊や馬、クロコダイルやヘビなど)に比べると、比較的手に入りやすいのが特徴。その分価格も抑えられており、初めてでも選びやすいレザーです。 初心者向けとはいえ、皮の種類や部位、加工法などはさまざま。知れば知るほど奥が深い、大人な魅力がたくさんあります。

 

3.バケッタ製法

イタリアで作られる高級レザーの多くは、この「バケッタ製法」と呼ばれる製法で作られています。バケッタ製法は、イタリアの伝統的な製法です。膨大な時間とコストをかけて、じっくりと特殊なオイルを革に染み込ませていく製法です。 しっとり滑らかな手触りと、使うほどに深く変化する色つや。乾燥しにくく、メンテナンスをほとんど必要としない強さが特徴です。「ミネルバボックス」や「マットーネ」は、バケッタ製法で作られる代表的な高級イタリアンレザーです。

 

代表的なイタリアンレザー

市場にはいろいろな種類のイタリアンレザーが出回っていますが、その中でも特に有名なイタリアンレザーをご紹介します。上質なイタリアンレザーをお探しなら、これから紹介するレザーがおすすめです。


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(参照:FLANNEL SOFA)

 

・マットーネ

マットーネはイタリアの老舗タンナー(革を作る会社)である「バダラッシ・カルロ社」で作られる伝統的な高級皮革です。イタリアンレザーらしい明るい色味と綺麗な光沢が特徴。

先ほど紹介した伝統製法「バケッタ製法」で作られるマットーネ。革の表面にカゼイン(牛乳や卵のタンパク質)が塗布されており、より一層深みのある光沢が表現されています。シボ(革特有の凹凸)は少なく、ツルっとした触り心地が特徴の本革です。

 

・ミネルバボックス

マットーネと同じくバダラッシ・カルロ社によって作られる伝統皮革「ミネルバボックス」。こちらもバケッタ製法が採用されており、オイルがたっぷりと含まれています。

マットーネと違い、革らしさが一番表現される「シボ」が特徴。不規則で適度な大きさのシボは、ずっと持っていたくなる最高の触り心地です。カゼイン加工のような光沢はないものの、使うほどに深みのある光沢は生まれてきます。

 

・ミネルバリスシオ

ミネルバボックスとは兄弟のようなレザー「ミネルバリスシオ」。同じくバダラッシ・カルロ社で、バケッタ製法を用いて作られた本革です。

リスシオとはイタリア語で「なめらか」という意味を持ちます。ミネルバリスシオはその名の通り、革の滑らかさを追求して開発されました。シボが少なく、柔らかくてしっとりとした触り心地です。

 

・オリーチェ・バケッタレザー

イタリアのトスカーナ地方で革製造を営む「オリーチェ社」のバケッタレザーです。バダラッシほど名は通っていませんが、革マニアの間で知らない人はいない優れたタンナーです。 ベジタブルタンニンにこだわった、昔ながらの製造が特徴。深い色合いの染色と、柔らかい質感がクセになる本革です。

 

・ブッテーロ

こちらもイタリアでは有名なワルピエ社で作られる本革「ブッテーロ」。革の自然な特性を生かした革作りがワルピエ社の方針であるように、ブッテーロにもその自然な風合いが存分に醸し出されています。 色合いにもムラ感があり、革が本来持つシワやスジを隠すことをしていません。そんな革は使えば使うほど深い色味と光沢が増し、持つ人の個性を表現してくれる革となります。

 

・ナポレオンカーフ

ごく限られたメーカーとしか取引しない、極秘のタンナーで作られる最高級オイルレザー。ただのオイルレザーではなく、革の表面が薄く削られて起毛しているヌバック仕様(オイルドヌバック)。「最強のエイジング皮革」と呼ばれるほど、圧倒的なスピードで経年変化(エイジング)してしまいます。その経年変化によりアンティーク感が強く、どこか懐かしい感情を抱かせてくれる本革です。

希少性の高い「カーフ(生後6ヶ月以内の仔牛の皮)」を使用しているため、市場ではほとんど見かけることはありません。驚くほどしっとりとしたオイルドヌバックの手触りは、一度触るとクセになってしまうでしょう。

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イタリアンレザーと日本産レザーの違い

革製造の本場イタリアには、数千ものタンナーがひしめき合っています。一般庶民が使うような革製品を作るタンナーや、セレブ達がこぞって取り寄せる最高級品を作るタンナーまでさまざまです。もちろんタンナーによって革の特徴は異なり、品質もピンからキリまであります。 Weinheimer
(参照:cheaney)

 

対して日本では、革を作る会社はそこまで多くありません。兵庫県や姫路にあるタンナーが有名ですが、原皮のほとんどは海外からの輸入です。日本レザーの特徴を挙げるとすれば、いろんな種類の革を取り扱っていることでしょうか。

日本ではブライドルレザーやコードバンなど、上質な原皮を取り寄せて丁寧になめされています。イタリアンレザーはそのほとんどが牛革、しかもオイルレザーが多いのが特徴です。それぞれの違いはありますが、どっちが優れているという議論に決着はつかないでしょう。

 

初めて革を持つならイタリアンレザー

イタリアンレザーは、初めての人でも使いやすい本革です。色合いも綺麗で、経年変化もしっかりと楽しむことができるでしょう。イタリアを代表する高級レザーを紹介しましたが、ほかにも魅力あるレザーはたくさんあります。

イタリアンレザーは初心者でも、もちろん上級者でも楽しめる素敵な本革です。女性へのプレゼントにもよく選ばれているオールマイティな革なので、是非一度手にとってご覧になってみてください。

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