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本革・合皮の使い分け方法[印象別]

2016.7.26

自分スタイルで探す!
革・合皮の使い分け

ビジネスシーンにおいて、バッグはひとつの武器とも言えます。その選び方・使い方しだいで相手に与える印象ががらりと変わってしまうことも。長く使いこんでいくうちに味わいが出てくるレザーバッグ、気軽に使えてファッション性も高いPUレザーのバッグ。どちらにもメリットがあります。ビジネスシーンで与える印象別に、メリットを挙げてみましょう。

「本物」が与える印象は違う。
信頼感を裏打ちする本革バッグ

初対面での影響が、見た目に大きく左右される——こうした話は数々の心理実験でも証明され、もはや常識となっています。特に、靴やバッグ、時計といった身に付けるものについては、最初にサッと目を走らせる人も多いものです。

このような、見た目が原因で実際以上によく見られるという現象を、心理学では「ハロー効果」といいます。「良いものを身につけているのだから、仕事もできる人に違いない」と思い込むというわけですね。そうした意味では、バッグや財布といった革小物は、本物を持っているほうがよりビジネスチャンスを増やすことにつながりやすいと言えるでしょう。

では、本革バッグを持つことで、あなたが与えたい印象とは?見られたい印象別にご紹介します。

印象1 ビジネスシーンで信用力を得たい

高級車や金融商品を扱っている営業パーソンに、よれよれのスーツやくたびれた靴を履いている人はいません。いたとしても、あまり売れないのは必定です。

つまり、良いものを身につけている人=きちんとした人、仕事を任せても安心な人、と受け取れるという良い証拠でもあります。前述したように、人は外見で判断されるもの。取引先や顧客から信用されたいのであれば、やはり“本物”を持つことは大切です。

もちろん外見だけの問題ではありませんが、良いものを身につけているという自信や満足感もまた、仕事をする上でプラスにはたらくでしょう。

印象2 上質なモノにこだわる、ポリシーある人に見られたい

革製品はメンテナンスをしながら大切に使えば、非常に長く使い続けることが可能です。この部分は、PUレザーのバッグには決して実現できないこと。きちんとメンテナンスされて美しいツヤを放っているダレスバッグや、身体にフィットするほど柔らかく使い込まれたバッグは、良いものを長く使う、上質さにこだわる人というイメージを与えるでしょう。

印象3 モノを大切にし、慈しむ余裕のある人と見られたい

美しくエイジングして深みを増した色合いになったトートバッグというのは、持つ人の人間性をも映し出すもの。革製品のことを“わかっている”人ほど、そのバッグのオーナーがきちんとした人であり、ものを大切にする姿勢を持っていることを感じさせるでしょう。また、クリーム等でお手入れしながら、“自分だけのモノ”を作る楽しみは本革ならではのものです。

ただし、タンニンなめしはエイジングを楽しみやすく、クロムなめしはエイジングしにくいなど、加工によって差があります。購入時はよく検討するといいでしょう。

ビジネスシーンで装いを楽しむ。
実用性&コスパ抜群のPUレザーバッグ

PUレザーのPUとは「ポリウレタン」のこと。いわゆる合皮で、軽さや汚れにくさ、撥水性などが人気です。色展開も豊富なので、装いに合わせて持ち替えるなどより自由にファッションを楽しめるところに強みがあります。また、本革バッグと比較するとお手頃価格のものが多いのも嬉しいところ。雨の日や屋外作業が多い日など、本革バッグを使いたくない日にも便利です。

では、シーン別にPUレザーを使うポイントをご紹介します。

シーン1 多忙なビジネスライフ。モノにかけるストレスを減らしたい

メンテナンスや水濡れなど、いちいち意識するのは面倒。できたら手間のかからないビジネスバッグを選びたいという場合はPUレザーが向いているでしょう。基本的にメンテナンスフリーで、汚れがついてもサッと拭けばきれいになることがほとんどです。

シーン2 汗やダメージを気にせず使いたい

自転車通勤で汗をかいたり、仕事場で外回りが多かったりする場合は、本革では水ジミや傷が心配なもの。気にせずガンガン使いたいのであれば、PUレザーのバッグが向いているでしょう。

シーン3 リーズナブルに装いを楽しみたい

多色展開が可能で、比較的リーズナブルなところもPUレザーバッグの魅力です。おしゃれの仕上げとして差し色的に鮮やかなカラーのバッグを持ったり、気に入ったバッグを色違いで手に入れたりするのもビジネスシーンの彩りに。自由度の高いファッションを楽しみたい方には、PUレザーがうってつけでしょう。

専門バイヤーが答える! バッグのお悩み解決コーナー

お客様から寄せられる悩みを疑問を、 TRANSICスタッフ山家が質問するお悩み解決コーナーです。

今回のテーマ 「バイヤーはどんなときに本革とPUレザーを使い分ける? 」
  • スタッフ 山家 私は定番アイテムなら本革で長く使えるものを、エッジのきいた流行アイテムならPUレザーのものを選んで1〜2年使い倒す!というのもアリかなと思っています。バイヤーはそのあたり、自分スタイルで選ぶ基準ってありますか?
  • 専門バイヤー 川端 素材の特徴から考えると、雨の日はPUレザー、晴れの日はレザーと使い分けるのがいいでしょうね。それぞれの魅力があるのですが、定番デザインの本革鞄は社会人として一つ持っていたいアイテムであり、人生の過程を鞄と一緒に歩んで楽しみたいですね!

    ただ商品でも経年変化しにくい革もあります。先月のコラムのフリートークに出てきたサフィアーノ革もそのひとつですね。皮から革へ加工する“鞣し”という工程には、クロムという化学薬品を使用する方法とタンニンという植物由来の“渋”を使用する方法があります。

    クロムで鞣された革は耐熱性が高く、吸水性が低いので、味が加わるという経年変化はしにくいです。一方でタンニン鞣しの革は脂分などを吸収しやすい特徴を持つので、経年変化しやすいんですね。

    使い道を考えて素材特徴にあったものを選んでください!

フリートーク Free talk

PUレザーの加水分解って?

  • 加水分解とは、あるものに水が反応することで、ものの性質が変わってしまうことを指します。PUレザーは、だいたい製造後3年程度で加水分解により劣化してしまうのが最大の特徴。空気中の水分と結合し、表面がはがれたり、ヒビ割れたりしてきます。クローゼットから久しぶりにバッグを引っ張り出してきたらいつの間にかボロボロ!なんてこともよくあります。

    注意したいのが、3年という数字が「生地ができてから3年」ということ。買ったときから3年ではないので、商品の回転が良い信頼できるお店で購入したほうが良いでしょう。

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