商品生産地の今 VOL.2 コロナ禍のヨーロッパ

こんにちは、TRANSIC MD小寺です。

花粉症が落ち着き、ほっとする近頃です。
今年のゴールデンウィークの予定は、”家の近所で過ごす” という方が多かったのではないでしょうか。
私も昨年同様カレンダーは真っ白で、クローゼットの整理整頓をしたり、夏物と冬物の入れ替えやメンテナンスをして過ごしました。

カバンも冬物から夏物へ衣替えの季節です。
埃を落とし、形を整えて仕舞うだけで長持ちしますので、ぜひ試してみてください。
これから梅雨も始まりますので、天気の良い日に防水スプレーをかけておくメンテナンスにもいいタイミングだと思います。

◆バッグや財布などのお手入れ・ケアに関する記事はこちら

 

全土のロックダウンで再開延期に

さて、今回は今年2〜3月のヨーロッパの状況を中心にお話ししたいと思います。
TRANSICではイタリア、フランスの生産者から革製品を直接仕入れていますが、昨年からコロナの影響を受けて、商品供給に不安定な状況が続いています。

皆様に商品入荷をお待たせしているPaul Mariusは、インドでの生産が追いつかず、昨年11月から出荷倉庫を閉めています。
3月に一度再開する予定、という連絡をもらっていたのですが、フランス全土のロックダウン措置とともに、再開が延期されてしまいました。

その連絡をもらう少し前にフランスの友人から、街の中心街のお店はみんな閉まっている、という話も聞いていたので、心中穏やかではありませんでした。

ロックダウンが解かれ、商品の入荷を早く手配できるように引き続きコミュニケーションをしていきたいと思います。

 

ヨーロッパでも広がるテレワークと思いやりの輪

フランス以外でもヨーロッパの状況は、感染拡大になかなか歯止めがきかず、テレワーク化も進んでいるようです。

ドイツのミュンヘンで働く友人は、昨年のクリスマスを家族と過ごすために実家に戻り、そのまま今は実家でテレワークをしていると近況報告がありました。
お店やレストランは全部閉まっているから、毎日仕事が終わると家族と森にサイクリングに行くそうです。

一人暮らしを謳歌していた友人が「この状況でひとりだったら本当に辛かった、家族との時間があるバランスの取れた今のスタイルも悪くないわ」と、考えを変えたのも印象的でした。

私の周りでは、今の状況に悲観にくれるというよりは、受け入れてその中で精一杯楽しみを見出す、という友人が多いように感じます。
自分で自分の生活や時間をコントロールしている、そんな感覚です。

また昨年第一波の頃には、マスクが不足したフランス国内で素敵な助け合いの写真を友人が送ってくれました。
「ねぇ、素敵な考えだと思わない?」と。

ヨーロッパといえば、まず自分の生活を守る権利を主張する国民性と言われますが、助け合いの精神にも溢れています
少しシャイなところがあるので、こういう方法なのかな。
サイズも、子供、青年、女性、男性と分かれており、丁寧な作りですね。

心の奥が明るくなった小寺でした。

<写真の訳>
ご自由にどうぞ。ホームメイド