商品生産地の今 vol.1 中国

こんにちは、TRANSIC MD小寺です。
桜の開花宣言が聞こえる季節になりました。

私が幼い頃は、入学式は桜の木の下で記念撮影がお決まりだったのですが、最近は4月を待たず満開を迎えることが多く、気候変動の影響を身近に感じるようなった一つの現象でもありますね。

4月といえば新生活の始まりです。
新しい人間関係を築く上でも、お花見はその機会のひとつですが、今年も例年通り執り行うのは難しそうですね。

新しい生活様式になって早1年、それまで当たり前に過ごしていた毎日が大きく変わった1年でした。

TRANSICは、主に国内と中国、イタリア、フランスで生産されたカバンを取り扱っており、商品供給のために世界の情勢を把握しておくことは、MDとしてとても大事な任務の一つです。

そこで今回は2021年2月、海外から届いた “今” をお話したいと思います。

 

コロナの影響残る中国の春節

1月中旬ごろから中国の旧正月に関する話題が日本のニュースで取り上げられることがありますが、中国の春節と呼ばれるお正月は太陰太陽暦で決まるため毎年変わります。
今年は2月12日がお正月で、前日11日の大晦日から1週間が祝日連休として定められていました。

生産工場は貿易に対応しやすい沿岸部に多く、工場で働いている多くの方は内陸や地方から働きに来られているため、この長期のお休みを利用して田舎に帰省します。

いわゆるカレンダーの色が変わるお休みはこの1週間なのですが、移動にも時間がかかるため工場は約1ヶ月間ほど閉まります。
今年は2月は丸々お休み、3月1日から始動というスケジュールが工場から届いていました。

昨年は帰省の頃にコロナ感染が広がり田舎に帰られなかった人も多かったため、今年は2年ぶりに親兄弟に会えるのを楽しみにしていた担当者もいました。

その一方で、今年も親兄弟・子供に会えない状況の担当者もいたりとまだコロナの影響を受けて自由に行き来できない面もあるようです。

 

コミュニケーションを意識してチームをひとつに

私もみんなが無事に春節明けに戻って来られるか不安もあり、お正月の挨拶をしたりコンタクトを欠かさないように注意していました。

工員さんの戻り率は休み明けの品質の維持、生産量、生産スケジュールに大きく関わってくるので、毎年この時期は少し緊張します。

昨年のこの時期は、1ヶ月間1歩も家から出ていなかったり感染が怖いという連絡を毎日のように受け取っていたのですが、中国の南にある工場周辺地域では、帰省しない人も近場の旅行に出かけたりと今年は充実したお休みを過ごされたようでした。

新しい年を頑張る英気を養い、仕事に戻ってきたみんなの元気な姿を確認でき、また新たな一年のはじまりを感じます。

一方で北部の方から華南に戻るには検査での陰性証明持参を求められたりと、水際感染症対策は厳格になされているようです。

昨年の恐怖に怯える状況から、1年でここまで回復した中国には、改めて一斉に立ち向かえる強さを感じました。
まだ渡航制限は解けませんが、引き続き今年もオンラインで密にコンタクトを重ねて、喜んでもらえる商品をお客様にお届けしようと気持ちをひとつにする生産チームです。

次回はロックダウン中のヨーロッパの状況をお届けします。お楽しみに!